私が好きなブログはノウハウを語っているよりも強いメッセージ性のあるもののほうが多いです。iphoneやMacなど単に最新のノウハウを追い続けるだけでなく、ブログのエントリを継続して追いかけることで一貫した主張が浮かんできます。
文章は人なりです。強いメッセージ性を放っているブログにはそれなりに理由があります。
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未来への希望を訴える
人気のあるブログを主宰している人の共通しているのはメッセージ性が強いことです。
複雑で混沌とした時代だからこそ、ステージを上げ、将来をイメージし、仮説を立て、未来を見せてあげるのです。多少あいまいでもいいじゃないですか。自らの想いを問うほうが、何も言わないよりもずっと価値があります。
人はストーリーに共感します。私が好きな人気ブロガーはみなストーリー性が明確です。ブロガー自身の生き方に共感を感じ、自分も何かできるかもと感じさせることが人気を生み出しているヒケツです。
私がブログを始めようと考えたきっかけになったわかったブログでは、定期的にブログ運営論を展開しています。このブログのエントリを読んでいけば、「自分もブログ書いていたらいいことあるんじゃないか」という気持ちになります。つまりブログのある未来を提供しているのです。
今やブロガーの枠を越えた有名人の立花岳氏さんですが、借金、メタボ、離婚など人生の苦難を見事に克服することで、自分の人生をしっかり生きるという未来をブログを通じて提供しています。
メッセージ性がないことは提案性がないこと。発信しても情報価値がなく、人々の関心を引かないのです。
メッセージ発見で80%終る
メッセージを考えるとは、「本質を、革新を、未来を」を考えることです。文字どおり、それがビジネス活動のキーとなり、戦略、戦術へとつないでいきます。
ブログを書く上で最も苦労するのはブログのテーマ、すなわち一言で言い換えられるメッセージを作ることです。私自身これに大変苦労しています。
あくまでも今のところですが、当ブログでは「ロスジェネ世代のワークスタイル」ということをキーメッセージに挙げています。
私は30代ですが、今の世代間の働くことに関する感覚のギャップはものすごく大きくなってきていると感じています。将来不安や働くことの不満に対し、仕事術や書評でヒントを模索しています。
時代が求める新しい意味・価値観を表現する
今ビジネスに求められている社会志向・生活志向を、どこまで企業活動に反映させられるか。社会を、生活者を、観察・洞察し、人々の関心事を探り、価値観を合わせ続けないといけない・・・・・・。まさにコンセプトメイキングの時代なのです。
「いつやるの?今でしよ」という言葉は最近流行っていますが、別に最近できた言葉ではありません。
ただ漠然とやりたいと思っていたことを行動に移せず悶々としているひとの心に響いたのであれほど話題になったのです。
カウンセラーやコンサルタントの世界では、クライアントは自分に似た人が集まる傾向があるそうです。結局のところ人は、人の意見を求めているのではなく、自分の言葉にできない部分を代弁してくれる人を探しているのです。
ブログも同じです。検索エンジン経由でくる人の多くは、自分の悩みごとを解決するために検索をします。悩みが同じということはどこからしら思考も似通っているのです。自分が悩んでいる最中でもいいですし、解決したことならそれが提供できる新しい価値観ということになるのです。
今日のアクション
結局ブログは自分の困っていることや悩みごとの解決策からネタにしていくほうがやりやすい気がします。同じようなことを考えている人には響きますし。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
詳しいプロフィールはこちら。
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