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ソーシャルメディア時代のラジオのすすめ

 

東日本大震災があってからTVを見る時間がグッと減りました。連日続く悲惨な報道をみるのがつらくなってきたので、必要な情報だけを取得することを意識するように生活するようしています。とはいいつつも、日々の生活には潤いというかくつろぐ時間が必要なものです。読書もいいのですが、疲れている時などは頭に入ってきません。そんな折り、友人が話していたのを思い出し、インターネットでラジオが聴けるradikoでラジオを聞くようになりました。今はぶっちゃけ、ラジオ中毒です。また、ラジオのはソーシャルメディア的な側面が出てきています。今日はラジオの話題を書きます。

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視覚でごまかせない話術の巧みさ

ラジオは、基本視覚情報を送信できません。ですので、出演者の話術の力がダイレクトに聴取者に発信されます。テレビのバラエティ番組では、笑いどころでテロップが画面に出て、視覚効果に訴えます。これがでると自分のツボでなくてもおもしろく感じたように錯覚してしまいます。ラジオの場合、これができません。ですので、出演者の話術と効果音が頼りです。演出がないとはいいませんが、押しつけ感がなく、心地よく感じることができます。

ラジオならでは番組

テレビで、普段よく出ているタレントさんがラジオで、全く別の側面を見せていて、聞き始めたころは相当斬新でした。そのなかでも、一押しなのは、J-waveで日曜の24時から放送されているGrowing Reedです。MCはV6の岡田准一で、なんと岡田准一が文化人や企業経営者と特定のテーマについて、1時間ずっとトークを繰り広げるというテレビでは、見たこともないような番組構成です。それまでのV6の岡田准一と言えば、役者を中心に活動しているジャニーズタレントというイメージしかありませんでした。私は昔TBSでやっていたタイガーアンドドラゴンというドラマが大好きで、何度も繰り返しみていたので、岡田准一というタレントが好感をもっていましたが、とても文化人と対談をするというイメージはありませんでした。どんな話をするのか、ここまでの内容だけでは、みたことない方は想像がつかないかもしれないですが、この番組のうまいなと思うのは、岡田准一の立ち位置が完全な一般人に徹しているところで、普通に私がその人に聞いてみたいと思うようなことを投げかけるのです。そのため、共感がもてるし、堅苦しさがなくなるのです。

ソーシャルメディア化するラジオ

ラジオの番組構成の大きな特徴にリスナーからの投稿、質問、楽曲のリクエストなんかがあります。テレビと比べると昔から双方向性が高いのが特徴でしたが、radikoとソーシャルメディアの台頭でその性質がより強くなっています。radikoでラジオを聞いている人というのは、基本パソコンやスマートフォンで聴いています。このため、ラジオの放送中にTwitterのタイムライン上で、MCとリスナーがコミュニケーションを取りながら、放送をすすめていくというスタイルの番組がいくつも現れています。今後もこの方向性は強くなっていくと思います。文字情報が中心のネットと音声が中心のラジオは元々親和性が高いのです。

今日のアクション

というわけで、ラジオが一押しなのですが、はまり過ぎてブログの更新に影響が出ています。せっかくTVをみなくなって確保できている時間が、ラジオに奪われています(笑) radikoは手軽に手に入るので、是非聴いてみて下さい。

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