Site icon 問題の8割はコミュニケーション

ソーシャルメディア時代はWebコミュニケーションの襟元を正す必要がある


fujino_20080119_11 / ssakai777

「あっ、今の投稿はまずかったかな」
みたいなことを考えたことはないでしょうか?
私は今、Web上の活動はメインとして、ブログを書いていますが、それ以外にもfacebook、Twitter、mixiをそれぞれ使い分けて利用しています。サービスによってカラーが違うので、微妙に書く内容を変えていますが、いろいろ書いているときどき投稿したあとにしまったと感じることが少なくありません。

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■Webコミュニケーションは難しいと認識する

私は自分がコミュニケーションのことで悩んだ経験があり、NLP、心理学などのセミナー、本を好んで読んでいた時期があります。これらの内容でよく扱われるのですが、メラビアンの法則に代表されるように、元来人間はコミュニケーションにおいて言語情報を重視していない生き物であるということです。対面のコミュニケーションは、その人の雰囲気、身なり、話し方などをトータルして、行っています。ですので、実のところそれらを意識していれば、多少の失言もキャラだから許されるということがあります。もちろん、逆のパターンもあり、私自身はそれで結構損をしましたが。
ですが、Webコミュニケーションは基本活字だけのやりとりです。元来手軽さが売りのTwitterですが、冷静に考えると活字情報だけでコミュニケーションを行うということは、元来高度で難しいことを簡単に見せかけて行っているという側面があるということです。 少し前の話ですが、友達とTeitter上で飲みにいこうと話をしていたとき、友達が乗り気でないのことに気づかずに強引に誘ってしまい、かなり怒らせてしまったことがあります。おそらく、このミスコミュニケーションは対面では起きなかったと思います。

■Webコミュニケーションの基本はメールである

知り合いのマーケターさんに話を伺うとほとんどの方はwebコミュニケーションの柱はメールだと言われます。
私は大学に入学して、初めてメールを扱いました。当時はWindows98がでる前で、まだ家庭でのネットの普及率は高いものではない時代です。私の大学では、この頃すでに一人に一つのメールアドレスが割り振られており、履修に関する案内がメールで来たり、サークル活動などは当時からメーリングリストでやりとりするということを行っていました。
思い返すと全て,行っていることの本質はtwitterやFacebookと同じです。元々Facebookができた経緯は、大学ないでの友人同士のコミュニケーションをとることが目的だったということなので、Webコミュニケーションの基本はやはりメールなんだと私も思います。
一方で今後ブログはメディアという側面が強くなっていくのだと思います。一日に何万PVも稼ぐブロガーさんがいるように、ブログというメディアをどこまで育てていけるかはその人の影響力と直結するのでしょう。

舞台 / drumrick

■どう見られたいかを考えよう

PV数の大きなブロガーさんは、キャラ作りというのを多かれ少なかれ意識されています。また、TwitterやFacebookを利用される際にも、自分をどう見せていくかをかなり考えていることが多いです。Webコミュニケーションは、その人の今を反映して行うものです。一時の高揚した気分で投稿するとあとで後悔しかねません。元来人間関係の構築というのは時間軸が重視される部分があると考えています。時間をかけてじっくり信頼関係を築いていくというのは、リアルなコミュニケーションでは当たり前です。ソーシャルメディアには、その人の行動が記録として残っていきます。私自身、Twitterを始めたころは、昔からの友人とのコミュニケーションの為にやっていました。ですが、ブロガーというもう一つの顔を意識にするようになってからは少し、つぶやく内容を考えないといけないと考えるようになって来ています。Facebookは実名なのでなおさらでしょう。私は家でお酒を飲みながらつぶやいて、あとから後悔したことがあります。これからは、未来に信用を貯金するという意識が必要なんだと思います。

■今日のアクション

私はWeb上においても等身大をみせること、丁寧であることを大事にしていこうと思います。背伸びをすることも卑下することも必ず回り回って自分に返ってくると考えるからです。

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