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自分時間を作りブログの質をあげるためには


Upside down, Clock 時計 in the Archway at the Ōsaka Namba Station in Ōsaka Japan / Arjan Richter

ブログ更新を初めてから如何に自分の時間を確保するかが課題です。ブログを更新する時間を増やすということは、仕事、家事などしなければならないことを如何に効率的に短時間で終わらせることができるかとの戦いです。

本書は仕事を力技でなく、無理なく手早く終わらせるかについてまとめられた本です。自分の特に気にいったトピックをピックアップして、如何にブログ更新のための時間を作り出すかと如何に効率的にブログ更新を行うかの点でみていきます。
1.整理は最新のものからでいい

メモでも、タスクリストでも、アドレス帳でも、整理するものは最新のものからにすべきです。なぜならば、新しいものほど見つけやすく、記憶に残っているため、整理も処理もしやすいからです。

これは私が部屋のものを片付けるときにも意識しています。まずできるところからやるということが基本です。どこから手をつけていいかわからなくなったときに、やらなければという意識ばかり強くなってしまうと、さらに手をつけなくなってしまいます。いきなり押し入れからやるのではなく、目の前のテーブルに置いてあるものをなくすのが重要なことなのです。
2.一日を複数のセクションに分ける

一日を複数のセクションに分けて、セクションごとに時間を捉えるようにします。
(中略)
こうすることで、8時間というまとまった大きな時間ではなく、3時間というある程度見通しの付けやすい単位で時間を把握することができるでしょう。

職場にいると朝のうちの方が作業がはかどると感じることが多いです。ここで、打ち合わせなどが入るとすごく効率が悪いなぁと感じたりします。この人は作業効率を考えていると考えてスケジュールを組まれている方は、午前中のミーティングが最小限にして、時間が読めない顧客との打ち合わせを午後にいれる傾向があります。8時間というまとまった時間を午前3時間,午後前半,午後後半で分けて作業するということ、またどの時間に何の作業に優先度をおくかはコントロールできる範囲で意識すべきです。
また、私のこれにブログ更新とブログのネタを集める作業をいれるため、職場の時間以外に、出勤前、帰宅後のざっくりとして割振りも決めています。出社前の時間はブログ更新に90分あてるようにしています。帰宅後の時間は、時間が定まらないことも考慮にいれて、最低限これはやると決めて割り振っています。
3.オンラインで作業記録をつける

オンライン上に作業記録を残すことは必須ではありませんが、大きなメリットもあります。記録を残すための特別なアプリケーションがいらないし、OSや使用する機器が何であってもすぐに呼び出して使えることです。
(中略)
「使途不明時間をゼロにする」ことの価値ははかりしれません。

私の生活はまだまだ、使途不明時間が多いです。人間なので、居眠りもしたいし、ぼーっとしたいと思うことも多いです(むしろそのほうが多い)。ですが、この部分をどう扱うかを自分やりやすいやり方で改善していく必要があると感じています。記録って実は書いているときよりも見消しているときのほうが価値が高いと考えています。私はほぼ日手帳にマインドマップで日記をつけるようにしていますが、日記も後から見返すという点では、オンライン化したほうがいいと考えるようになってきました。一方で書くときには、アナログの方がしっくり感じる訳ですが。。。今後、scansnapなどスキャナ類で取り込むことを検討してみたいと思います。
4.「雨の日にしかできないリスト」を作っておく

特に締め切りはないものの、いつかはやりたいと思っているタスクを日頃からリストアップしておくことで、「今日は雨だなぁ、憂鬱だなぁ」とぼやく代わりに「よし今日はあれをやろう」という前向きな気持ちに切り替えることができるわけです。

週末が雨だと本当に憂鬱な気分になります。ひどいときはそのまま、何時間もしないでもてあますこともあります。雨の日の行動を事前に決めるという発想はそれまでありませんでした。雨の日に限らず、できない日は代わりにこれをやるという発想はものごとを習慣化する上で重要だということは以前から知っていました。今後は、雨だったら何をするを明確にしておきたいと思います。
5.寝かす時間を意識して挟み込む

1日目の30分にあてて,2日目の30分は同じ作業の残りを片づける時間にあてるようにします。こうすることで、その時間はいわゆる「寝かす」時間として活用できるわけです。

これまで、ブログは朝起きてすぐに書き始めるというスタイルを作ることにこだわってきました。ですが、朝の時間だけでブログの記事を書くことには時間の制限に限界が生まれてきます。今回のこのブログ記事は前の晩にアウトラインをすべて書いて寝かした上で翌朝に執筆しています。作業を分けて書くことで、自分の考えを見返し遂行できる点はブログの記事の質向上につながります。
6.「考える作業」と「手を動かす作業」を分ける

目に見えないものを材料にして、手で触れることのできないものを作る作業が増えているからです。
(中略)
手を動かし始める前に、必要な材料を揃えるための時間が必要なのです。

これは、分っているけどできないことが多いと感じる悩みの種です。ブログ記事を書く場合、文章全体の設計を決めてから書き始めるのがいいとよく言われます。私の場合、今のところこれができていません。ブログは書きながら考えていることが多いです。マインドマップなどを利用して、文章全体の構成をまとめてから執筆できれば、もっと効率的に文章を書けるのではといつも感じてはいます。
7.未完成でも提出してしまう

途中の段階で、その時点でできている未完成を確認してもらうことで、相手から「これなら予想通りのものができそうだ」という安心感、あるいは「改めてみるともっとこうしたほうがいい」といった改善のアイデアを引き出すことができるでしょう。

そのままブログに当てはまると思います。ブログの記事を完璧にしようと意識してしまうと、結果更新できないという状態に陥ってしまいます。時間を決めて、ここまでと割り切る勇気がなければブログも続けられない気がします。ブログの場合、後で思いついたことはまたそれで記事になりますし。

時間列車 / dorahon

■仕事ではなく人生に置き換えてもいい
タイトルが仕事術と書かれているので、ついつい効率的に仕事を終わらせるにはという視点でよんでしまいがちになりますが、私は人生あるいはライフワークに置き換えてもいい内容だと考えています。自分主体の人生を如何におくるかにあたり、目の前にあるやらなければならないことを効率的に処理し、自分の人生にとって必要な時間に注力するにはどうすればいいのか。本書には、暗にそんなメッセージが込められているように感じられます。時間管理は手段であって目的ではないのです。
ブログ更新を自分に義務づけるようになって、それまで漠然としていた自分時間というものをはっきりと意識できるっようになりました。ブログは、自分時間を費やした量が明確に現れるからです。それと同時に浮かんでくるのが、如何に自分が時間を粗末に扱ってきたかという思いでもあります。やらないければならないことをやるだけの人生ほど、もったいないことはないと思います。やらなければないことを効率的にこなし、本当に自分にとって重要なことに時間をかけるすべを本書では提示してくれています。
■今日のアクション
すでに上記でふれていますが、本書の内容を受けて、ブログ記事の書き方を少し変えています。前の夜にアウトラインをつくり、翌日朝に加筆修正を行っています。全ての記事をこの書き方するのは大変ですが、当ブログのメインコンテンツの一つである書評、セミナーリポートについては、このやり方を実践していこうと考えています。

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