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【回答編】自分探しにはまらない方法

先週の月曜日に自分探しにはまらない方法というタイトルで記事をポストしました。しかし、あんまり最後の方でそのはまらない方法がいまいちだなぁと。今回は、前回紹介し「自分探しがとまらない」のアンサーブック的な位置づけの本を紹介します。
■お勉強では仕事はとれない

社会人の勉強は活かしてナンボです。学ぶことの充実感とは、それが誰かのお役に立って「ありがとう」と言われて初めて得られるものです。

学びも同じです。もちろん学ぶことは、それだけで尊いものです。しかしそれは社会に還元されてはじめて完結するものです。そして本当に社会の役に立つものなら、「稼ぎ」という形で、ご褒美が得られるはずです。それができてはじめて、本当の充足感が得られるのです。

私自身が勉強会などに参加するように一年経って、考え始めたことがまさにこれでした。このままではただの自己満足で終わってしまうと感じていました。これは自分の経験談ですが、そもそも資格の勉強って実務に役だったことは自分はありません。勉強することに刺激や新鮮さを求めている部分が大きいです。あるいは、会社などから必要に迫られて取得する。こういうケースが多いのではないかと思います。自己啓発系のものも基本は同じだと私は考えています。
■情報発信をしよう

コンサルタントは本を書きます。本というのは、世間の常識では「専門家が書くもの」ですが、コンサルタントの世界では「専門家になるために書くもの」です。

この一説には素直にハッとさせられました。出版なんて、自分には遠い世界のことと少し前の自分は考えていました。しかし、勉強会に参加するようになって出版をされている方とお会いすることがありますが、普通の方であることが多いのです。大事なのは立ち位置の違い、いかにアウトプットするかという意識の持ち方の違いなのです。そうはいっても、いきなり出版はハードルが高いと思います。私自身、本を出している訳ではありません。ですが、情報発信という点においては、ブログも同じです。私自身、日記的なブログを除き、専門的なブログを書いている方というのは、そのことにすでに詳しい方だと思っていた時期があります。ですが、自分がブログに本気で取り組み始めて気づくのですが、ブログは日々の気づきを記事のトリガーにするのが一番手早く記事を書けます。これは今、有名になっておられるブロガーの方も同じはずです。そういうことを積み上げていくことで、専門家になっていくのだと考えるようになってきました。
もう一つ大きなポイントとして、書き手の目線を得られるということがあります。常にアウトプット目線になることにより、電車の広告一つをとってもその背景にどんな意図があるのかと考えるようになる、いわゆるメディアリテラシーの力が養われるのです。
■セミナーで立ち位置の違いを知る

講師は演壇の側に立ち、受講者と向かい合わせになります。文字通り「立ち位置」が異なります。講師は情報の発信者ですが、受講者はその受け手です。

受講者は学びに来ていますが、講師は稼ぎに来ているのです。学びと稼ぎの違いを最もよく象徴しているのが、セミナーにおける講師と受講者の関係ではないでしょうか。

自分探しがとまらないの中でインドへ放浪の旅へ出る若者の話が出ていましたが、放浪でとめてしまうから自分探しになってしまうのです。その放浪体験を情報発信し、セミナーを開けばそれは自分探しではないと思います。あとはそれを継続的に行えるかだと思うのです。
■今日のまとめ
アウトプットする、しかもそのアウトプットの対価を得られるまで昇華することができれば、自分探しにはまることはないと思います。私自身もまだできている訳ではないですが。まずはブログでアウトプットする力をつけていきたいと思います。

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