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ツンデレは究極のインパクト表現だ

photo credit: jen_marq via photopin cc

 

言葉の使い方を変えるだけで印象は大きく変わるというのは、誰しも経験のあるところです。

私は大学時代に研究室のプレゼンが苦手でした。内容をうまく伝えられず怒られて、15分のプレゼンで2時間駄目だしをされたこともあります。就職をするときも面接で自分の考えをうまく伝えるのが苦手で苦労しました。

当時は内容をどうまとめるかばかりに注力していて、どう伝えるかということに意識があまり言っていなかったように思えます。

 

 

伝え方が9割

 

 

 

コピーライターとして数々のヒット作を生み出してきた著者のノウハウが凝縮された一冊です。

 

 

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ギャップがあるとモテる

 

大学時代に友人から

 

「ギャップがある人がモテるよ」

 

と散々聞かされました。

私は考えていることが顔に出やすいタイプなのでよく友人にこういうことを言われていたのです。

 

その意味で「ツンデレ」は究極のインパクト表現です。

 

「あなたが好き」よりも「嫌いになりたいのにあなたが好き」のほうが相手に与えるインパクトはそうとう強いです。

 

納得させたければ、言葉をチームワーク化する

 

仕事場でよく

 

「そこは任せる」

「後はよろしく~」

 

という言葉を聴きます。状況にもよりますが

 

「自分で考えるのは面倒くさいからやっておいて」

 

という真意が読み取れます。そう相手に権限を委譲することと責任の回避がごちゃ混ぜになっていることが多いです。

仕事の場合、相手との力関係が明確な場合が多いので、この台詞を突きつけられた側は否応なく対応せざる得ないです。ですが、大抵の場合モチベーションは強力の低下しているので、作業の生産性は大きく低下しています。

また短期的にはそれで仕事をこなしていたとしても、常習化すれば「またか」ということで確実に信頼関係をそこないます。だいたい雰囲気のすさんだ現場では「とにかくやれ」という一方的な指示が飛び交っています。

このような場合、

 

「一緒に考えよう」

 

と自分の考えている姿勢を見せるだけで相手のモチベーションはもの凄く上がります。

 

体感覚に訴える

 

本書で赤裸々法という方法が紹介されています。

 

赤裸々法とは、言葉に体温を感じさせ詩人のようなニュアンスを感じさせる方法のことです。

例えば、

 

「くちびるがふるえている。あなたが好き。」

 

は、くちびるがふるえているという表現によって体温を感じさせることでインパクトをましています。

一般的に、人間の感覚を利用する割合は視覚87%・聴覚7%・触覚3%・味覚2%・嗅覚1%と言われています。つまり視覚の情報量が極端に多いのです。

ところが、情報量が多いことと、影響力が強いことはかならずしも一致しません。人間に一番影響を与える感覚は触覚で、視覚の割合は低いと言われています。

文章も触覚を中心とした体感覚に訴える表現にすることでインパクトを増すことができます。

日本人はあまりこの手の表現が得意でないかもしれませんが、うまく取りれれば確実の印象を変えられそうです。

 

今日のアクション

 

細かいノウハウの詰まった本です。手元において、文章表現の参考書としてもおすすめです。

 

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