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話の出だしと終わりの言い方を変えるだけで印象は随分変わりますよ

photo credit: Shandi-lee via photopin cc

 

会話の中で内容に関係なく「でも」とか「それは違う」とかをほとんど反射的にいう人がいます。もちろん実際に自分の考えと違うから言っている場合もあるのでしょうが、正直言われている方は繰り返しているうちに気力を失って、会話をやめてしまいたくなります。

 

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相手が話を振ってきたらとりあえず受け止める

 

会話をするさいは、内容と同時に間が重要になってきます。特にプライベートな会話の場合は内容が重要でないこともよくあります。

 

日常会話において重要なのは間と共感です。

 

内容は二の次で話を受け止めていますよという姿勢を見せないと、相手が不愉快な気分になってしまいます。いったん相づちを打って間をおく。ここまでやって、その後に内容に踏み込んだ話をすれば、相手は安心して言いたいことを話してくれます。

技術系関連の仕事をしている方は、白黒をはっきりさせないといけない仕事柄のため、このプロセスをスキップして損をしている人が多い気がしています。

 

出だしで失敗したら終わりをよくする

 

といいつつ私自身も、おもわず「あっ、今のはまずかった」と感じることがよくあります。その場合気をつけているのが、話を肯定系で終わらせる方向にもっていくことです。

一回、口から出て行ったものは取り消せませんので、話ていく中でやんわりと軌道修正して、最低でも明確な否定系で話しを終わるのだけは避けるようにしています。

もちろん内容的に、賛同できなかったり、興味が持てない内容であっても、意志を示した上で最後はきちんと「そういう考え方をする気持ちも理解できる」的なニュアンスを入れることによってフォローしておきます。

最後で歩み寄ってくれた印象があれば、相手もモチベーションもそこまで下がらないでしょう。

 

どうしても我慢できない話題なら質問で軌道修正

 

それでも、内容的に受け付けない話題というのは誰にでもあるはずです。その場合、質問を投げかけることで話題をすり替えるという方法もあります。

 

人間の脳は質問を受けると、その答えを求めて一気にそちらに意識が集中する特性があります。

 

ですので、話題の軌道修正をしたいと感じた場合は、意識的に質問を投げかけるのが有効です。

ただし、短時間で質問を多様すると尋問のような印象を与えてしまいかねないので、あくまでここぞというときに使うことをおすすめします。

 

今日のアクション

 

「いや」とか「でも」とかが口癖になっている場合要注意です。周りは何も言わなくて、話を振ってくれなくなる恐れがあります。相手の話の内容に答えを出すという姿勢で会話をするとこの状況になりがちです。あくまでも相手の話にそりそうという感覚が大切にする必要があります。

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