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説得力を持って話す方法

photo credit: slalit via photopin cc

 

人と同じことを言っているのに相手にされない。なぜか損をしているような気がする。私にはそういう感覚を覚えた経験が何度もあります。プレゼンでもうまくまとめたつもりなのに強烈にダメだしをされたこともあります。話す内容に問題があるのではなく、話し方に問題があると気づいたのは随分後の話です。

 

 

その話し方では軽すぎます!  エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』

 

 

人前で話す上での実践的なテクニックが詰まった一冊です。

 

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推測を話さない

 

私の職業はシステム開発です。最終的にはコンピューター上で動くものですから、0と1の世界に落とし込む必要があります。そのため、事実と推論はできる限り分けるよう言葉の使い方を注意しています。

推論の部分を事実のように表現する人がいますが、大抵の場合

 

あっ、この人わかってないな

 

と見抜かれてしまいます。バカにされる程度ならいいのですが、ときにシステムのトラブルも招きかねません。表現が曖昧な人仕事をする場合、苦労することが多いです。

人前でスピーチをする場合も同じでしょう。自分のわかっていることを明確にして話すほうが好感をもたれるはずです。

 

疑問を持って登壇する

 

人前で話す上で一番緊張するのは最初に登壇するときです。この状況を乗り切る方法として本書では、登壇する際にどのくらいの人が集まっているのか、男女の割合はどのくらいか、席は十分にあるかといった疑問を考えながら登壇するという方法を推奨しています。こうすることで聴衆とアイコンタクトをとっているように受け止めてもらえるそうです。

人前に立つときってホントに緊張します。これまでそういう機会があると最初に何を話そうということばかりで頭がいっぱいでした。今後はこういう考え方をしながらやってみます。

 

固定点を作ることで緊張が和らぐ

 

人前で話すときのマイクをハンドマイクにするとマイクを握る力で、立っているときのバランスがとれ、緊張感が和らぐそうです。

このテクニックはスライドを利用するプレゼンなどでも応用できます。スライドのリモコンやレーザーポインタを握ることを意識することで、緊張をやわらげる効果がありそうです。

 

今日のアクション

 

本書は著者の経験とテクニックが散りばめられた内容となっています。人前で話す機会があれば一読するだけですぐに活用できそうなテクニックがたくさん載っています。

 

実は2月10日にあるブロガー向けのアクセス解析イベントでL.T(ショートプレゼン)に挑戦する予定です。本書を参考にしてみよう考えています。

 

2月10日 Google Analyticsアクセス解析セミナー(東京都)
最近はアクセス解析も勉強しています

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