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新しい上司が来たときに性格の傾向を探る工夫

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photo credit: laverrue via photopin cc

 

上司やリーダーが変わったら、その人がどういう人なのかを早く押さえておきたいところです。私が目上の人が変わったときの工夫として、

 

手が空いているときを見計らって積極的に雑用を引き受ける

 

ようにしています。

別にごまをするわけでも、人間関係を良好にするためでもありません。その人がどの程度、自分のチームや仕事の内容を俯瞰的に把握しているかを探るためです。

雑事を振るときの対応の仕方である程度、傾向が把握できると考えています。

 

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パターン1:たいして感謝されない

 

雑務を引き受けてこなした上でそっけない態度を取る人の場合、あまりメンバーの状況や作業内容まで細かく把握しようとしない人だと考えています。

こういう人はタスクの振り方が大味だったり、こまって相談したときに

 

「細かいことはいいからやれ」

 

と言ってくる可能性があります。

雑事はお金は直接的に発生しませんが仕事の全体感からみれば立派なタスクです。なのでそれを積極的に引き受けた上で、ありがたがらないタイプの人であれば「直接的なメリット、利益にしか視点を当てない人」と言えるのです。

 

パターン2:普通に感謝する

 

正直なところこれが普通の対応だと感じています。ですが、立場の上下があるから頼んだことはやってもらって当たり前という感覚があると意外にこの対応は難しいのです。人間は立場が変わると当たり前のことを当たり前のことと感じなくなることがあります。

客観性とバランス感覚を失っていないという点において、一番信頼できます。

 

パターン3:そもそも振ることができない

 

雑事を積極的に「やりますよ」と声かけをすれば、最初のうちは誰しも「今のところ振れるものは無い」という回答をするでしょう。ですが、何度かタイミングを見計らって声をかけても、同じ回答しか返ってこないなら私は警戒します。なぜなら、そもそもタスクを分解して優先順位をつけたり、自分しかできないことと人に振れるものの切り分けをつけることが苦手な人の可能性があるからです。

このタイプの人は、自分で抱え込んで自爆してしかも周りを巻き込んでしまう一番危険なタイプです。そもそもマネジメントをしている立場の人で、雑用がない人など余程のことがないとあり得ません。決済などお金に直接関わること以外ならどんどんこなして欲しいが本音のはずです。

 

正直に言ってこのタイプの人と仕事をするのはリスクが高いと感じています。

 

急なトラブルが発生した際などに処理できるかのと心配になってしまいます。悪気はないが、わかていないが私は一番怖いです。

 

今日のアクション

 

自分の目上の人がどういう傾向がある人なのかを早めに知っておくことで、適切な対応ができます。性格の合う合わないは関係なく、きちんと相手を知ることが重要なのです。

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