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コンサルティングって何よ。

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photo credit: rudisillart via photopin cc

 

社会人になり、システムの仕事をするようになってコンサルタントと職種の人をよく見かけます。ですが仕事のやり方、内容も会社や人によってマチマチです。営業の人をコンサルということもあれば、システム屋さんをコンサルタントと呼ぶこともあります。

 

そもそもコンサルタントって何よ?

 

社会人になってから漠然と抱えていた私の疑問です。

 

独立1年目から仕事が途切れない 稼ぐコンサルタントの起業術

 

経営コンサルタントの著者がコンサルティングに関するノウハウとスピリットを書いた一冊です。

 

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コンサルタントの価値は「時間の短縮」と「お金の節約」

 

システム開発の世界では、業務を効率化するためにシステムの開発を行います。このとき、クライアントはシステム化の対象となる業務(会計など)には詳しいですが、システムについては素人であることが多いです。

一方、システム開発側は、いわゆるシステムエンジニアと呼ばれる人がクライアントから業務の要件をヒアリングしてシステムの設計を行っていきます。

では、コンサルタントはどういう人かというと多くの場合、システム設計の手前でクライアントから業務をヒアリングして業務をシステムを使っていかに効率化するかを提案する人です。

ですがこのポジションは非常に微妙です。業務はクライアントのほうが詳しいわけですし、システムはエンジニアのほうが詳しい。ともすればどっちつかずで何もできないということがあり得るのです。

私は実際に見たり、人つてにこういう話を聞いていく中でコンサルタント、あるいはコンサルティングという行為とは何か、ひっかかりがありました。本書のこの言葉を見つけて、自分の中のモヤモヤ感が払しょくされました。

 

コンサルティングとは人生を切り開く力

 

私は長らく、コンサルティングの定義をこういう風に考えていました。

 

お客様の潜在的なニーズ、問題を発掘し、システムの力をもってそれを解決する

 

よく、ビジネス系の雑誌などで書かれている感じの文言です。

ですが最近はこの言葉を見返すと少し浅いなと感じます。理由は、この言葉から人の喜ぶ顔が連想できないからです。知識やノウハウを得るだけならネットを検索すればそれないに出てくる時代です。このような状況の中で、それでもコンサルタントに必要される、あるいは自分がコンサルティングを受けたいと考える究極は希望だと考えています。

コンサルティングを受けることによって具体的なノウハウと合わせ、やってみようと前向きなれるそういうファクターが重要な気がします。その意味では、上記の文言より中学生同士の恋愛相談のほうがよほどコンサル的なのかもしれません。相談して好きな子に告白しようと行動喚起できるってすごいことですから。

 

お金がなければ知恵を出せ!

 

知恵を出すというのは、実はかなりの練習をようする行為だと考えています。ある日突然アイデアが浮かぶというような話を聞きますが、潜在的にはかなりの時間、そのテーマについて考えているのです。

1日の生活の中で意識して知恵を絞る時間ってどのくらいあるでしょうか。少なくとも私は1日の大変をルーチン的にこなしていることが多いです。当然そのほうがエネルギーを使わなくて良いですし、効率がいいのです。

ただ、逆を言えばは意識して知恵を絞る時間を作るというのは大変だということです。コンサルティングは、相手の代わりの考えることとも言えるかもしれません。

 

今日のアクション

 

本書はコンサルタントに必要なマインドセットだけでなく、具体的なビジネスノウハウも書かれています。起業に限らずビジネスの現場で参考になるチップスが満載です。

 

追記:私はこの著者さんについてこの本で始めて知ったのですが、堅い感じのビジネス本だけでなく、他にこんな本の書かれているようです。ジョジョの奇妙な冒険が好きな私とは、多分私と趣味が合う気がします。今度こちらのレビュー記事を書いてみたいです。

 

 

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