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ビジネス書になどによく書かれていますが、夢は書き出すことで叶いやすくなるそうです。
ただ、私はあまり長期的な計画を立てるということが得意なほうではありません。どちらかというと漠然としたイメージが頭の中にあって、なんとなくそちらにいきたいなぁと考えることの方が多いです。
ですので、一年の計を立てるときは、具体的に文章で書き出すことよりも先に一端マインドマップに起こしてから、その後、Evernoteに具体的にまとめるようにしています。
スポンサーリンクいきなり言語化するのは難しい
自分の夢や目標がはっきりしている人はいいのですが、多くの人にとって漠然とこんな感じだったらいいという感覚の人のほうが多いのでは私は考えています。
このような状態の人が新年になったからといっていきない大上段から新年の目標やそれよりも長い長期計画を言語化して書き出すのは無理があると感じています。
そもそも言語化するという作業は頭の中にある情報量を減らす作業です。自分にとって大事なものが明確でない場合、これはかなりハードルの高いことなのです。
その点、マインドマップの場合頭の中にある言語化しづらい部分をイラストという形で表現できます。いきなり言葉にするのではなく、いったんイメージのまま頭の外に出すことができるのです。
過去のマインドマップと比較する
マインドマップのメリットは、イラストを描き出すことで考えていることを非原語でアウトプットできる点ですが、過去のマインドマップを見返すときにもこの効果は絶大です。
私は元旦にマインドマップを書く際に、前の年の元旦に書いたマインドマップを見返すようにしています。
この際にもマインドマップのブランチに書き出した具体的なキーワードだけでなく、そのときに書いたセントラルイメージのイラストやブランチの色使い、塗り方なども併せて確認します。そうすることで、そのときの感情や体調面など、背景にある言語化されていない情報も併せて思い出すことができます。
表面上の言葉だけでなく、そのとき何を思ってそれを書いたかを思い出すことでより深いレベルで自分の夢や目標を確認することができます。
思考をとにかく発散させる
漠然としてイメージからセントラルイメージを書くことができれば、その周りにブランチを書き出しマインドマップを使って思考を発散させていきます。
とりあえずあまり細かいことは気にしないでキーワードをマインドマップに書き出していきます。こうすることで自分が普段無意識のうちに考えていることが浮かび上がってきます。
出てきたキーワードを分類する
一通りマインドマップが書き上がったら、見返して自分にとって重要なキーワードをピックアップし、カテゴリごとに分類しなおします。
このカテゴリ分けは人によって異なってくると考えていますが、私は自分の役割をペルソナごとに分けて整理するようにしています。
言語化してEvernoteに転記
一年の目標を、言語化して文章にまとめることができるのはこの段階です。マインドマップを書いて頭の中をクリアにした段階ではじめて、一年の目標を言語にすることができました。
転記する場所がEvernoteである理由は、見返すのが簡単で修正もしやすいからです。目標は立てることが重要なのではなく、その指針にそって行動することが重要なので、なんども見返す必要があります。また、状況に応じて柔軟に変更することもあり得ます。その意味でEvernoteが最適なのです。
今日のアクション
私はこのプロセスに従って、マインドマップを書いて今年の目標を立てました。マインドマップは描いていると没頭できるのもメリットです。
普段、漠然としか考えていないことを新年になったからといって、いきなり文章でまとめようとしてもな言葉が出てこないものです。新年の目標が立たないと感じているならまずはマインドマップを描くことをおすすめします。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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