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AmazonからKindle For PCがリリースされました。前回、Kindle Cloud Readerの紹介をしたばかりなのですが、今回はブラウザ上で動作するものではなく、正式なクライアントアプリです。
さっそくレビューをしてみることにします。
スポンサーリンクKindle for PCをインストール
Amazonのダウンロードサイトよりダウンロードできるので、ダウンロードしてインストールします。インストールが完了するとデスクトップにこんなアイコンが表示されます。
アイコンが表示されたらクリックすることで利用を開始できます。起動するとログイン画面が表示され、Amazonのアカウントを入力するとライブラリが表示されます。
操作感としては、以前紹介したKindle Cloud Readerと大きな差はなく、迷うことはとくにないと感じました。
活字本も読める!動作も速い!
Kindle Cloud ReaderはKindle本の中でもページが画像になっている漫画や写真集などの本しか読めませんでした。それと比較するとKindle for PCは活字の本を含め、Kindleのすべてのジャンルの本を読むことができます。
Kindle Cloud Readerはブラウザ上で、Cloud上にあるKindle本を直接読むためどうしても通信に少し時間がかかってしまう感覚がありました。ですが今回のKindle for PCは自分のPCにKindle本をダウンロードしてから読むため、もっさり感を感じることがありません。
また、本の見た目に関してはKindle Cloud Readerも大差はありません。
唯一の弱点はWindows PCしか利用できないこと
このような形でかなり便利なKindle for PCなのですが今のところWindows版しかリリースされていません。今後、Mac版もリリースされるのでしょうか。不明です。
私は年末にMacに買い換えたばかりなので、ちょっと残念です。しばらくはKindle Cloud Readerを活用することにします。
今日のアクション
今回KindleがいよいよPC向けに本格的なクライアントアプリをリリースしてきました。これでKindleで購入した本はすべてのWindowsPCで読むことができます。
個人的には、Kindleのマルチデバイス化がすすめばこれで読書や学習の形がすこし変わってくるのではないかと考えています。
これまで参考書や専門書は紙の本で読むのが当たり前だったのですが今後はPCで作業する環境がある人は作業をしながら、専門書はKindleで買った本をリファレンスとして同じPCの画面で読むというのが当たり前になるかもしれません。
さらに技術がすすめば、Google Glassのような読書端末も登場するかもしれませんし、読書という概念そのものが変わってしまうかもしれません。
グーデンベルグの活版印刷技術が1400年代に登場してから、宗教改革やそののちの産業革命につながってと言われています。読書の電子化がすすめばどうなるのかと考えてしまいます。
電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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