Site icon 問題の8割はコミュニケーション

Kindleとオーディオブックを併用すると難しい本も繰り返し読める件

photo credit: _DSC0019 via photopin (license)

難しい本を読了すると達成感はあるが、案外頭に残っていない。

古今東西の名書と呼ばれる本は、難しい場合が多く時間をかけて呼んでも頭に入っていないことがあります。昨年、人から言われたのをきっかけに新刊ばかり読むのではなく、一度読んだ本を間を明けて再読することを意識するようになりました。

ただ、分厚い本を何度も読むのは時間的にもちょっと大変かもと考えていたところ、オーディオブックを配信しているFebeのラインナップが充実して、翻訳書など少し敷居の高い本が増えてきていることに気づきました。

本の再読はKindleとオーディオブックを組み合わせると、場所と時間を選ばずに手軽にすることができます。

スポンサーリンク

本は繰り返し読むことで血肉になる

読書論を語る際に、多読や速読にフォーカスが当たりがちですが、繰り返し読むのも重要だなと最近考えることが増えました。

本を沢山読んでいると類書を読むスピードが速くなっていることに気づきます。事前のある程度の知識がある状態で本を読むのと、全くない状態で本を読むのでは理解度や感じ方が全く違うのです。再読も全く同じで一度頭にいれて、読み返すことでより早く、より深く理解することができます。

また、読書の本質は著者と対話することでもあります。本を読みながら著者の主張を自分の経験と照らし合わせて考える行為を行うことによって理解が深まります。20代で読んだときと30代で読んだときではやはり自分が人生経験を積んでいる分、感じ方が全く変わってくるのは当然だと考えています。

繰り返しの読書にオーディオブックが最適

ただ、本を繰り返し読むというのは結構大変なことです。読む終わった本をまた1ページから開き直すのは、私にとっては気力のいる作業です。また現実的には、新しい本を読まないということではないので、再読のタイミングを見つけづらいという問題もあります。

ここでチカラを発揮するのがオーディオブックです。私が不定期でチェックしているオーディオブック配信サービスのFebeですが、最近特に繰り返し読み返したいと感じる本が増えてきました。

  • 完訳 7つの習慣 25周年記念版
  • スティーブン・R・..
  • 定価:2700円

 

 

 

 

 

 

影響力の武器や7つの習慣、論語などはぼーっとしているときに、流して聴いているだけで気になるセンテンスは耳に残っています。頭の隅に音声が残っているだけで、それがトリガーワードとなって次のアイデアや行動につながることもあります。

Kindleとオーディオブックで読書の概念が変わって来た

オーディオブックで聴いて、気になったフレーズがあればその部分をその場でKindleから読み返して、ハイライトなどを活用して理解を深めるようにしています。私の場合、最終的な情報は視覚から取得しないと満足できないからです。この部分は人によって好みが分かれるかもしれません。

ほんの10年前までは読書をすると言えば、ほとんどが紙の本を開いて本を読むことでした。ですが、今や読書をすると一言に言っても、

と3つの方法を気軽に行き来できるようになりました。

読書の方法が増えたということはハードルが下がったということだと考えています。

私の場合、紙の本しか読みで回っていなければ、影響力の武器や7つの習慣は最後まで読み終えることもできなかったのではないかと考えています。再読などしようとすら考えなかったでしょう。そう考えるといい時代になったと常々感じています。

今日のアクション

というわけで、本はKindleで購入して、再読したいものはオーディオブックで購入、さらに永久保存版にしたいものは紙の書籍を購入しているため、一冊2000円の本に6000円くらいかかっていることがあります。

ただ、自分にとってそれが本当に名書なら十分に費用対効果のある投資だと考えているのでさほど気にしていません。どちらかというと積読になるほうがもったいないので。

お知らせ

オーディオブック配信サービス「Febe」でPodcast番組「新刊ラジオ」のパーソナリティをされている矢島雅弘さんと読書に関する勉強会を開催します。ブックナビゲーターとしてこれまで1700冊の本を読まれている矢島さんのお話は主宰側である私も楽しみにしています。

もしご都合がよろしければご参加ください。

本から学べていますか?エモーショナル×Kindle!一冊からもっと学べるアウトプット読書術勉強会 | eventon(イベントン)
Kindleとオーディオブックについてもお話します。

Comments

comments

Exit mobile version