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Kindleでの読書は飽きない!コンテクストに合わせて読書をすすめる

photo credit: ali eminov Catherine reading on her Kindle via photopin (license)

新年があけて半月が過ぎました。新年からさっそく読みたいと考えていた本をKindleに入れて読んでいます。ただ、私はあまり読書が早いほうではないため、翻訳書などを読む場合は結構時間がかかってしまいます。

ただ、時間がかかるだけなら良いのですが、一冊の本をずっと読んでいると正直飽きてきます。最初は興味を持って読んでいた本なのに、後半は義務感に変わってしまうということもあります。そのため、最近は Kindleを活用して複数冊の本をコンテクストに合わせて読み分けることを心がけています。

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コンテクストとは

コンテクストとは、タスク管理の用語で「状況」「環境」という意味で使われます。平たく言うとその「タスクを実行できる状況」のことを言います。

具体的には、場所や時間帯、あるいは人によってはパソコンの前に座っているときなども考えられます。人それぞれではあるのですが、特定のタスクをこなすには、実行しやすいコンテクストというものが存在するのです。

人間が一日に使える精神力は、体力と同じく一定だと言われています。だからこそ、最適なコンテクストでタスクをこなすことで無駄な精神力の消耗を抑えることが肝要なのです。

難しい本は朝に読む

私が平日に読書をするコンテクストは主に3つで、「朝の通勤時間」「帰宅時の通勤時間」「入浴時間」の3つです。ただし、この3つのコンテクストは均一に同じ集中力発揮できるわけではありません。

通常朝が一番集中力が高く、帰宅時は仕事終わりでクタクタ、入浴時間は、日によっては眠くて何も頭に入らないというケースもあります。そこで、私は Kindleには常に複数の読みかけの本をダウンロードしておき、そのときの集中力や体力にあわせて本を読み進めるようにしています。

基本的には、毎朝の通勤の時間は集中力要する翻訳書などの難しめの本を読むことにしています。そうすることで、難しめの本でも確実に読み進めることができます。

一方で、帰宅時は主に日本人著者が書いた実用書など、比較的平易な文体で書かれている本を中心に読書をします。多少流し読みでも日本人の文体の場合は頭に入って来やすいのです。

そして、入浴の時間はビジュアル的に入って来やすいものを読むようにしています。入浴の時間に本を読む理由は、読書の時間を確保するだけなく、湯船につかる時間を確保するためという目的もあります。

このため、ある程度娯楽性のあるものでないと湯船に入ってじっとしているのが辛くなってしまいます。たとえばまんがでわかるシリーズのような、肩に力を入れなくも読めるものを中心に読んでいます。

複数の本を平行で読めば読書が飽きない

冒頭で書いたのですが、難しめの本を何日もかけてずっと呼んでいると確実に飽きてしまいます。私はこれを防ぐために、複数の本を平行して読むように心がけています。一冊の本だけだと、読むのも飽きてしまいますが、複数の本を読んでいれば飽きを感じるにも少なくなります。

私は一日の読書時間を60分とした場合、翻訳書は一冊読み終えるのに5日から長いもので10日くらいかかりますが、日本人著者の平均的な実用書は1日〜2日で読み終わります。

この読み終わるまでの時間の差を利用して、常に翻訳書と日本人著者の本を平行で読むことで読書に対する新鮮さを維持することが出来るようになってきました。

今日のアクション

読書=勉強というイメージが頭にこびりついているせいか、どうしても本を読まなければならないという脅迫観念を原動力にしてしまいそうになります。本を楽しんで読むという姿勢を忘れないようにしたいです。

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