Category: コミュニケーション

  • アドバイスの仕方を考える上で注意するべき7つのこと

    アドバイスの仕方を考える上で注意するべき7つのこと

    photo credit: VFS Digital Design Mexico Intensive via photopin (license)

    困っていることがあるから相談にのって欲しい

    親しい人などからそう言われると断ることはできません。ただ、私は昔から人にアドバイスするのって難しいと感じていて、結果として何度も失敗したなあと後悔したことがあります。

    世の中には、人の話を聴くことが仕事の方もいますが、そこまで行かなくても身近な人の相談に真摯にのれるように心がけておきたいことをまとめます。

    相手の話を遮らない

    アドバイスが欲しいと相談されると相手が話している途中で、自分の考えを言いたくなるときがあります。どんな人間でも自意識があるので、注意しないとついつい俺が俺がになってしまいます。

    ですが、あなたに相談してきた相手は話しを聴いて欲しいのです。ひとまず、自意識は心の隅に追いやって、相手の話に耳を傾けることに徹しましょう。

    いきなり考えを否定しない

    私が昔よくやった失敗が、相手の考えを少しだけ聞いて、「それは間違っている」といきなり否定してしまうことでした。こんな言い方をしてしまったら相手は気分を害してそれ以上本心を話してくれません。

    もし、本当に違うと考えてもいきなり否定するのではなく、一回相手の考えを受け止めてから、「こういう考え方もあるよね」くらいの強さで別の視点を提供するつもりで意見をいうことが大切です。

    質問の仕方に注意する

    相手も相談を受けていくなかで注意したいのが質問の使い方です。人に質問をする場合、大きく分けて「開いた質問」と「閉じた質問」という2つに分かれます。

    「開いた質問」はなぜ、どうしてといった相手がどうとでも答えられる質問で、「閉じた質問」は「〜は正しいですか」というようなYES/NOで答えられる質問のことです。

    「開いた質問」をすれば話は拡がって行きますし、「閉じた質問」をすれば話は収束していきます。

    人間の脳は質問のされるとそれに意識が集中するようにできています。相手への質問の投げかけ方でいかように対話を誘導できてしまうので、きちんと相手の状況にあった質問を使い分けてあげる必要があります。

    また、迂闊に「なぜ」「どうして」などの質問をするのが危険な場合があります。使いどころによっては相手を否定したり、追い詰めてしまう恐れがあります。

    強い断定はしない

    世の中に絶対ということは多くないと考えています。万全と考えて準備をしても、うまくいかないときもあるのです。

    相手から相談されたことに強い断定で答える人を見ると少なくも私はその人に相談するのは控えようと考えてしまいます。柔軟な視点で物事を判断できる人ではないと感じてしまうからです。

    また、強い断定をすることで相手の視野を狭めてしまったりする恐れもあると考えています。あくまでも相談されたことを考えてないといけないのは相手であるので、相手の思考を止めてしまうようなことは避けたほうが良いと考えています。

    もし、自分から見て相手が明らかに間違っていて否定しなければならない場合は、アイメッセージと言われる「私は〜だと思うよ。」などのような表現がおすすめです。

    相手をコントロールしようとしない

    相談相手のことに親身になるすぎると、よかれと考えて、ついつい相手を自分の意のままに動かしたくなりますが、これもNGです。

    あくまでも相談内容に関する最終的な決定権は相手が持っていることであり、相手の課題なのです。相手の課題を自分が力尽くで解決しようとすると、自分自身もストレスが溜まりますし、人は押しつけられると反発します。

    もし、相手に自分の意見を押しつけそうになったら「そもそもそれはだれの問題か」と心の中で問いかけてみると良いでしょう。

    相手の感情にフォーカスする

    人が誰かに相談を持ちかける場合、すでにその人の中で結論が出て同意を求めているだけだったり、理屈では整理できているのに感情がついてきていないだけだったりということはよくあります。

    そのような場合、相手に対して理屈で意見をいうことは意味がありません。相手の言葉の行間を読んだ上で、相手ももって行き場のない気持ちをきちんと受け止める意味で、相手の考えを肯定してあげるだけで十分です。

    どうしても相手の気持ちの整理ができていないようなら、「私には〜に見えるよ」というような相手の客観的な状態をフィードバックすることで相手に判断を促しやすくなります。

    アドバイスすることはエンターテイメントであると自覚する

    求められて相手に自分の意見を伝える場合、受け入れられるのは正論ではないと意識する必要があります。

    以前、読んだある著名コンサルタントの本を読んだときに、人にアドバイスする仕事はサービス業ではなく、知的エンターテイメント産業であるという下りがありました。

    人間には知的好奇心があるので、正しい意見ではなく、ワクワクする意見のほうに賛同します。ワクワクするとは、未来を感じることができることでもあると言えます。

    たとえ相手に耳の痛いことを言わなければならなくても、それにワクワクする未来や知的好奇心を感じることができたらきっと相手は受け入れてくれるはずです。

    今日のアクション

    私自身も昔こういうことでかなり失敗をした経験があります。これはまずいとコミュニケーション関係の本を読みあさりました。

    今回の内容は、私が読んだカウンセリングやコーチング、コンサルティングの本を読んだ中から、すぐに実践しやすく即効性がありそうなものをまとめてみました。

    なんだかんだ言っても人にアドバイスをするって簡単ではないなと考えています。ただ、ちょっとした心がけを知ることでグッとよくなる場合もあるますし、人のアドバイスして喜んでもらえたときの喜びはひとしおです。

    コミュニケーションに完璧はないですが、意識を変えるだけもかなり改善されると考えています。

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  • 自称コミュ障のあなたに捧ぐ!コミュニケーションを楽にする5つの処方箋

    自称コミュ障のあなたに捧ぐ!コミュニケーションを楽にする5つの処方箋

    photo credit: Buffalo, NY Student Development Training (6) via photopin (license)

    私はコミュ障(コミュニケーション障害)なんです。

    たまに自重気味にこういうことを話す方がいます。私自身、コミュニケーションに対してはいつも苦手意識をもっているほうです。ただ、実際にはコミュニーションに苦手意識を持っている人の多くは苦手に感じる共通ポイントがあります。

    気にしない人はまったく気にしないのに、自分で勝手な思い込みが災いしてコミュニケーションが難しいと感じているなら、その部分を改善するだけでも、随分ラクになることができます。

    基本は話を聴くこと

    コミュニケーションが苦手だと感じる人の多くが人にモノをうまく伝えなければならないと自分にプレッシャーをかけている所があります。自分は口べただからコミュニケーションが苦手、そう考えています。

    ですが、これは思い込みです。

    確かにうまく話せるに越したことはありませんが、コミュニケーションで一番大事なのは人の話を聴けるチカラです。相手の話に関心を持って意識して話を聴くことに集中することでかなりコミュニケーションにスタイルはかなり変わってきます。

    極論を言えば、中途半端に自分の話ができるより、うまく相づちを打てるほうがよほどコミュニケーション能力が高いと言えるでしょう。

    ノンバーバルコミュニケーションに注意を払う

    コミュニーションを苦手に感じている人の多くは、言葉ですべてのコミュニーションが完結しているという思い込みがあります。

    ことITなど技術関連のお仕事をされている方は、業務上、言葉のディティールを気にする必要があるので仕方ないのですが、すべてのコミュニケーションを言語に頼る必要はありません。

    人間のコミュニケーションは5感で成立しています。

    有名なメラビアンの法則によるとコミュニーションが全体のうち、言語の占める割合は2割くらいだと言われています。言葉に注目しすぎて、それ以外の部分を見失わないことが重要です。

    相手をコントロールしようという脅迫観念に注意する

    相手に伝えよう、わかってもらおうとする熱意が強くなりすぎると、相手をコントロールしなければならないという脅迫観念に変わってしまうことがあります。誠意をもって相手と対話することは重要ですが、コミュニーションにおいて決定権は100%相手が持っています。 

    どんなに頑張っても伝わらないときは伝わりません。この割り切りを忘れてしまうと、不要なストレスをため込んでしまい、返って相手との関係性をこじらせてしまうことになりかねません。時にも妥協に必要を忘れないことが重要です。

    相手の気持ちがわからないのは自分の気持ちがわからないから

    人の気持ちがわからないと悩んだ経験が誰しもあると考えています。多くの場合、人の気持ちに共感できないときというのは自分の気持ちを自分で把握できていない時です。

    日頃から自分の気持ちを押さえすぎていたりすると、大事な場面で自分の気持ちがわからなくなり、結果として人の気持ちにも鈍くなることがあります。ビジネスなどでは大事な場面で周りの空気に飲まれて決断ができないということにもなりかねません。

    常に自分の気持ちを表にだせるとは限らないので、日頃から日記をつけるなどして自分の気持ちを把握する習慣を持つことが大切です。

    実は体調管理も重要

    人と話したくない、相手にイライラするという感情の中に自分の体調管理不足が含まれていることがよくあります。

    ものすごく人に対してイライラする原因が実は相手が原因でなく、肩こりが原因だったということがあり得るのです。フィジカルのコンディションはコミュニケーションを取る上でもの凄く影響を及ぼします。

    根本的に自分がコミュニケーションが苦手に感じる理由がなんなのかを自問自答しておく必要があります。

    今日のアクション

    コミュニケーションは当然人によって得て不得手もあるのですが、視点や気持ちの持ち方を変えることでかなり改善することができます。

    自分はコミュ障だと決めつけずに少しだけ、気持ちの持ち方を変えることをおすすめします。

  • 貴方の機嫌は振る舞うもの

    貴方の機嫌は振る舞うもの

    photo credit: Celeste via photopin cc

     

    個人的に感情の起伏が激しい(怒りっぽい、気が短い)人がものすごく苦手です。私の中にもそういうところがあるのですが、できるだけ常に平常心を心がけています(もちろん完璧などありえないのですが)。

     

    機嫌の悪さは言いやすい人に出やすい

     

    機嫌が悪いときに自分の感情を包み隠さずぶつける人の傾向として、言いやすい人にとにかくぶつけるというパターンを多く見かけます。自分より立場の弱い人、あまり言い返してこない人に集中的に八つ当たりするのです。

    私の経験則ですが、多くの場合言っている本人に自覚はありません。無意識に特的の相手を攻撃していることが多いです。また、機嫌の悪い状態が去ったあとはケロッと忘れているということもよくあります。

    本人はそのことに自覚がない訳ですが、当然攻撃された当事者の周囲の人は見ている訳で、確実に言った本人は信頼を失っています。自覚がないうちに信頼度が低下しているというのは恐ろしいことです。

     

    自分の機嫌は見えない窓

     

    ジョハリの窓という考え方があります。他者のとの関係生において自己を定義をするときに以下の4つの様な区分けをする考え方です。

     

    自分が知っている 自分が知らない
    自分が知っている ➀開かれた窓 ➁見えない窓
    相手が知らない ➂隠された窓 ➃未知の窓

     

     

    いわゆる自己管理能力が高い人というのは➁見えない窓の領域が狭い人になります。一方で自分の機嫌に振り回され突然激昂するようなタイプの人は➁見えない窓の領域が広い人です。

    気をつけたいにはいくら➀や➂の領域を自分で磨いているつもりでも➁の領域を自覚していないと相殺あるいは最悪、マイナスの評価を人からされてしまう恐れがあることです。多くの人は他人の欠点ばかりに目がいってしまうのです。

     

    自分の機嫌は相手に振る舞うもの

     

    自己啓発書などに「人に与えなさい」ということがよく書いていますが、実際相手が何を欲しているかなど分からないことのほうが多いです。もし相手が必要としていないものだったら意味がないかもしれません。ですが、

     

    機嫌の良い状態での良好なコミュニケーションを必要としない人はいません。

     

    そう考えると機嫌とは相手に振る舞うべきものであって、決して自分が振り回されるべきものではないと気付きます。もちろん人間なので多少の波はあるにせよ、自覚してコントロールすることが重要なのです。

     

    今日のアクション

     

    私は一人で引きこもっているとどんどん思考が落ちてきて人を非難するほうに行きがちです。幸いなことに人と話し出すと元気になることが多いので、そこまで分かりやすく人を攻撃することはないようです。

  • 悪い人では無いという表現は人間観察力を奪う

    悪い人では無いという表現は人間観察力を奪う

    photo credit: @Doug88888 via photopin cc

     

    人と適切な距離をもって接するというのは重要なことです。その人が本来どういう人なのか。私はほっておくと人の悪い面ばかり見てしまうので、できるだけプラスの面を見るように努力しています。

    一方で合わせて私が人を見るときに気をつけているのが、「~だけど、悪い人じゃない」という人の見方もしないということです。

     

    誰だって悪い面はある

     

    冒頭でプラスの面を見るように努力しているとい書きましたがどんな人でも万能はあり得ません。ある人にとってのプラスの面が誰かにとってのマイナスになることも十分あり得ます。

    ただ、この時に

     

    この人のこういう部分は苦手だな

     

    と認識しておく必要があります。その上でうまくつきあっていくことです。

     

    悪い人ではないは我慢の裏返し

     

    悪い人ではないという表現を使っている場合、自分の気持ちをごまかしている場面が多いです。本当は相手に対して苦手意識があるにも関わらず、悪い人ではないと表現することで自分をごまかしているのです。これは相手の良い面を見ている訳ではありません。

    人間関係の中で苦手な人ともつきあわざる得ない局面というのは確実にあるとは思いますが、ムリをして自分の気持ちまでごまかす必要はないと考えています。適度な距離を保ちながらつきあうという選択肢も十分アリだと考えています。

     

    悪い人ではないの多用は危険

     

    私が一番怖いと考えるのは、「悪い人ではない」という表現を多用することで適切な人間観察力というものが低下してしまうことです。

    単なる誹謗中傷ではなく、相手の良い面、悪い面をきっちり把握することは生きて行く上で重要なことです。また、悪い人ではないという表現を自分の中で多用することで、相手の良い面も見過ごしてしまう恐れがあります。

    相手の良い面をみることと、悪い人ではないという見方をするのは根本的に違うということを肝に銘じておく必要があります。

     

    今日のアクション

     

    否定系の言葉を脳は理解できないそうです。悪い人ではないという認識は頭の中では悪い人と認識されているかもしれません。もし相手を好きになりたいなら、悪い人ではないという見方を辞めて、こういう良い面をもっていると意識することが必要ですね。

  • その大丈夫?は誰のために言っていますか?

    その大丈夫?は誰のために言っていますか?

    photo credit: Dirigentens via photopin cc

     

    辛そうにしている人に声をかける時に時々一瞬ためらってしまうことがあります。もちろん、気遣っていることを相手に伝えることで相手に安心感を与えることは重要です。ですが、相手を気遣ったことによって、自分を納得させるために言っているとしたら要注意かもしれません。

     

    無理はするな

     

    普段は無理はするなと言っている人が、自分が少し追い込まれると途端に傍若無人になったり、無理なんだいを押し付けたりする姿を至るところで目にした事があります。こういう人は結局人を気遣う姿を人にアピールしたいだけか自分を客観視できていないかのどちらかです。

    このように書いている私自身、もし自分の許容範囲を越えるストレスの状況下で、それでも人に優しくできるかと考えるともどかしいものがあります。ですが、許容範囲を大きくする努力ならできそうです。

    人に優しくなるには自分に余裕がなければ話しになりません。

     

    気配りと気遣いは違う

     

    日本語の表現は大変難しいので意識し辛いのですが、気遣いと気配りは微妙にニュアンスが異なります。

    気配りとは、言葉を発して居なくても自分と関わりのある人に対して常に暖かく見守っている状態です。それに対し気遣いとは、特定の状況下や相手に対して限定的に発生します。例えば、職場で表面的に何も無くても常に部下の様子をみながら気にかけている人は気配りのある人、お客さんにたいしてきちんとした言葉使いができる人は気遣いができる人です。

    どちらも重要ではありますが、気配りをするほうが圧倒的に難しいのは間違いありません。気配りにはその場で即応する対応力だけでなく、自分的に状況を観察できる持続力も重要になります。

     

    問題は本人しか解決出来ない

     

    結局人にアドバイス、あるいは何らかの理由で資金的な援助をするにしても、最終的には本人しか問題は解決できません。

    このことをわかってくると、私は人に大丈夫?かという時に考えこんでしまうのです。もちろん人間なので、背中を押して欲しいときもありますし、本当に苦しんでいるのかもしれないです。ですが、本当にそれが自分がフォローできる問題かどうか、口先だけの気休めにならないか怖くなります。

    安易な優しさは人を返って傷つけてしまいかねません。

     

    今日のアクション

     

    重要なのは、普段からの行動だと考えています。声を掛けて「また、口先だけ」と思われるのだけは避けたいです。

  • 忙しいを理由に口頭でのやりとりが増えると危険な理由

    忙しいを理由に口頭でのやりとりが増えると危険な理由

    photo credit: Guillaume Brialon via photopin cc

     

    作業を依頼される際に、口頭だけでやりとりする情報量が増えてきたら危険信号だと感じています。現場をコントロールしている人が優先順位づけを自覚していない可能性があるからです。

     

    一番最初にすべきこと

     

    仕事をする場合に生産性を上げるショートカットは、作業の分解と属人的なタスクを減らすことです。属人的でない作業が増えれれば増えるほど、仕事を人に任せたり、優先順位の入れ替えがし易くなります。

    あるいは未来の自分は他人であるという言葉があるように一人で作業をする場合でも、時間が立てば人間は少し前のことなどすっかり忘れてしまうものです。効率的に作業を行うためにはきっちりタスクを切り分けて、記録しておく必要があります。

    このもっとも初歩的な方法がドキュメント化です。

     

    口頭だけのコミュニケーションコストは高い

     

    口頭のみで重要なやりとりがされている場合の一番の問題点はコミュニケーションにかかるコストが高いことと履歴が残らないため後からの確認がしづらいことです。

    このため、時間がないから口頭のみで指示が飛び交っている現場をみたら私は警戒してしまいます。あとから絶対にいったいわないのトラブルが発生します。

    またトラブルが発生したときに、履歴が確認できず問題の根本解決がしにくいのもこのパターンです。

     

    忙しいは理由にならない

     

    これまでを踏まえて、作業の指示を出している人が忙しいことを理由に口頭指示ばかりになっている場合、根本的にその人には作業の優先順位をつける力がかけている可能性が高いです。

    忙しいからドキュメント化はあとでというのは、ドキュメント化をきっちりしていないから忙しいのであって、決してその逆ではありません。

    後々のコミュニケーションコスト、作業コストを考えると最低限のドキュメント化は必須のはずです。

     

    今日のアクション

     

    根本的にドキュメントテーションをあまりしない、うまくない人は作業に対する適切なボリュームを考えることが苦手なことが多いです。気をつけないといけません。

  • 話の終わりの「何か質問ないですか?」に違和感を感じる件

    話の終わりの「何か質問ないですか?」に違和感を感じる件

    photo credit: susy ♥ via photopin cc

     

    会議とか面談の場などで話の最後に「何か質問ないですか?」と言われることがありますが、私はどうもそれに違和感を感じてしまいます。

    講演などのあからさまない一対多数の場合はいいのですが、一対一あるいは、一対少人数の場合に、主宰しているまたは主導権を握っている人がこれを言うとなんというか

     

    突き放された、あるいは逃げられた

     

    ような感覚を覚えることがあります。

     

    「何か質問ないですか」は思考停止

     

    そもそもこの「質問ないですか?」って言葉は、質問側に気遣いのつもりなのかもしれないですが、多くの場合思考停止を促してしまう気がします。

    少人数でコミュニケーションをとっているのですから、それなりに相手の顔を見ながら話しているはずです。この質問を投げている方は相手を気遣っているつもりで、実は自分で考えるを放棄しているのではないでしょうか。

    一方、この質問を投げられた側もちょっと困ってしまうことが多いはずです。大体少人数でコミュニケーションをとっている場合、話の流れの中で質問が自然と出てくるはずです。なので唐突にここまでのところで質問ないと言われると困ってしまいます。

     

    いや いろいろある気がするけどいきなりそんな訊き方されたら混乱するよ

     

    が私の本音です。

     

    質問するのではなく相手から引き出す心構えが必要

     

    そもそも。質問って何にためにするのでしょうか。私は実は二つのパターンがあると考えています。

    1.質問した側のための質問

    2.質問された側のための質問

    です。

    質問した側のための質問というのは、相手に質問を投げかけたことで自分を正当化する質問です。「何か質問ないですか?」という質問は、これを言うことで言った本人がやるべきことをやったという安心感を得るためにしているのです。

    質問された側のための質問とは、相手の思考を促すための質問です。このためには、「何か質問ないですか?」と丸投げで質問するよりも、「この部分はしっくりきていないような素振りだったけど、大丈夫?」のように少し思考のトリガーとなるような形が理想だと思います。質問の目的は相手の理解を深めてあげるためなのですから。

     

    質問するには勇気が必要

     

    そもそも質問するという行為は結構勇気の必要な行為です。質問する側の性格にもよりますが、

    やはり的外れな質問をして、恥ずかしい思いをするかもしれないという気持ちが少なからず誰にでもあるはずです。

    この点から考えても「何か質問ありませんか?」はものすごく質問しくにくい訊き方です。

     

    今日のアクション

     

    相手に思考促す質問ができる人はコミュニケーション力のかなり高い人です。私もそれを目指して精進します。

  • 話の出だしと終わりの言い方を変えるだけで印象は随分変わりますよ

    話の出だしと終わりの言い方を変えるだけで印象は随分変わりますよ

    photo credit: Shandi-lee via photopin cc

     

    会話の中で内容に関係なく「でも」とか「それは違う」とかをほとんど反射的にいう人がいます。もちろん実際に自分の考えと違うから言っている場合もあるのでしょうが、正直言われている方は繰り返しているうちに気力を失って、会話をやめてしまいたくなります。

     

    相手が話を振ってきたらとりあえず受け止める

     

    会話をするさいは、内容と同時に間が重要になってきます。特にプライベートな会話の場合は内容が重要でないこともよくあります。

     

    日常会話において重要なのは間と共感です。

     

    内容は二の次で話を受け止めていますよという姿勢を見せないと、相手が不愉快な気分になってしまいます。いったん相づちを打って間をおく。ここまでやって、その後に内容に踏み込んだ話をすれば、相手は安心して言いたいことを話してくれます。

    技術系関連の仕事をしている方は、白黒をはっきりさせないといけない仕事柄のため、このプロセスをスキップして損をしている人が多い気がしています。

     

    出だしで失敗したら終わりをよくする

     

    といいつつ私自身も、おもわず「あっ、今のはまずかった」と感じることがよくあります。その場合気をつけているのが、話を肯定系で終わらせる方向にもっていくことです。

    一回、口から出て行ったものは取り消せませんので、話ていく中でやんわりと軌道修正して、最低でも明確な否定系で話しを終わるのだけは避けるようにしています。

    もちろん内容的に、賛同できなかったり、興味が持てない内容であっても、意志を示した上で最後はきちんと「そういう考え方をする気持ちも理解できる」的なニュアンスを入れることによってフォローしておきます。

    最後で歩み寄ってくれた印象があれば、相手もモチベーションもそこまで下がらないでしょう。

     

    どうしても我慢できない話題なら質問で軌道修正

     

    それでも、内容的に受け付けない話題というのは誰にでもあるはずです。その場合、質問を投げかけることで話題をすり替えるという方法もあります。

     

    人間の脳は質問を受けると、その答えを求めて一気にそちらに意識が集中する特性があります。

     

    ですので、話題の軌道修正をしたいと感じた場合は、意識的に質問を投げかけるのが有効です。

    ただし、短時間で質問を多様すると尋問のような印象を与えてしまいかねないので、あくまでここぞというときに使うことをおすすめします。

     

    今日のアクション

     

    「いや」とか「でも」とかが口癖になっている場合要注意です。周りは何も言わなくて、話を振ってくれなくなる恐れがあります。相手の話の内容に答えを出すという姿勢で会話をするとこの状況になりがちです。あくまでも相手の話にそりそうという感覚が大切にする必要があります。

  • 情報の共有がうまくいかない理由

    情報の共有がうまくいかない理由

    photo credit: Auntie P via photopin cc

     

    ナレッジのシェアができてないと悩んでいる組織は多いのではないのでしょうか。細かい原因を挙げ出すとキリがないのですが、新人教育なんかでしているホウレンソウという言葉が一翼を担っているような気がしています。

     

    ホウレンソウの落とし穴

     

    「何か問題があればすぐに上司の相談しなさい」という意味で使われるホウレンソウですが、この根本的な目的はチームで仕事をする場合の情報のシェアのためであるはずです。ですが、なぜかこの言葉には情報の双方向性のイメージが全くありません。あくまでも部下が上司に対して情報を提供するイメージの言葉です。

    一部の機密情報を除いてチームで仕事をするならホウレンソウは双方向性を持たなければ、仕事は回らないはずです。上司がもっているモノは最終決定権と決済権のみのはずです。

     

    情報の一方通行は不信感を生み出す

     

    情報の流れを双方向化できていないことは、メンバーからの不信感を生み出し、チームワークを阻害する要因にもなりえます。

    意思決定のプロセスがブラックボックス化してしまうと返って、必要な情報が上がってこないという状況を作りかねません。

     

    マイナスの情報を受け取る空気が必要

     

    ホウレンソウという言葉の前提として、マイナスの情報をきちんとシェアできる環境というのが重要になります。トラブルなどのマイナスの情報が上がってきた途端に犯人さがしをするような状況では、正確な情報はあがってこないと予測できます。

    情報を受け取る側も、事実と感情をきっちり分ける覚悟をもっていなければ情報の共有はうまくいいかないのです。

     

    今日のアクション

     

    チームでの情報の共有は目に見えない割に根深い問題であることが多いです。気づいたときにはもう手遅れという状況はさけたいです。

     

     

  • コミュニケーションでイライラしないための心構え

    コミュニケーションでイライラしないための心構え

    photo credit: x1klima via photopin cc

     

    人に指示を出したり、出されたりしてうまく伝わらないとかなりイライラします。原因は

     

    「なんでコイツわからないんだ」

     

    です。こういうときにストレスを溜めない方法を考えてみます。

     

    コミュニケーションの決定権は自分にない

     

    そもそもコミュニケーションで相手にイライラする大前提があります。

     

    自分が相手に伝えたいことがある場合に、コミュニケーションの主導権は自分にある

     

    という誤解です。

    この感覚をもっていると、これだけ言っているのに相手が分ってくれないという感覚に陥ってしまい、イライラだ溜まるのです。

    自分が伝えたいことがある場合、

     

    コミュニケーションの主導権が100%相手にあると自覚するだけ随分楽になります。

     

    不思議なことなのですが、大勢でプレゼンする場合などは多くの人が無意識にこれを自覚しているのですが日常会話になったとたん忘れてしまうことが多いです。

     

    それはコントロール可能か

     

    コミュニケーションで発生するストレスの大半は、自分がコントロールできないことを解決しようとするときに発生します。

    正直なところ、いくら伝えようと努力しても

     

    分ってくれない人はわかってくれません

     

    コミュニケーションでストレスを感じるなら気づかないうちにまだ相手に期待しているということだと予想できます。

     

    自分が嫌われているリスクを考慮に入れる

     

    何を言っても聞いて貰えないという状況にイライラしたという経験は誰しもがあるのではないでしょうか。この場合、話の内容ではなく自分自身が相手から嫌われているリスクを考慮に入れてない場合があります。

    別に万人から好かれる必要はありませんが、伝えるべき相手にものごとが伝わらないない場合、視野が狭くなって、この視点が抜け落ちていることがあります。

    この場合、問題なのは伝えたい内容ではなくて相手と自分との関係性です。

    こういう状況では短期決戦での解決は不可能なので、長期的な戦略を練る必要があります。

     

    今日のアクション

     

    いいたいことが伝わらないときに伝える努力をすることは重要です。ですがそれでストレスを抱え込んでも悪循環に陥るだけなので、今の状況を冷静に見直すほうがよいかもしれません。