Blog

  • 寝起きのチェックリストで気持ちよく起きる方法

    寝起きのチェックリストで気持ちよく起きる方法

    photo credit: J. Star via photopin cc

     

    ものすごく寝起きが弱いです。

    なんとかしたいのですが、どうにもなりません。それでも朝の時間を有効に活用したいとは考えているのですが、最近試して有効だったのは寝起きにチェックリストを用意しておくことです。

     

    寝起きにすべきことは決まっている

     

    どんなに時でも、朝起きてすぐにすることは決まっています。私の場合は水分補給。そのあと、睡眠記録をEvernoteに送り、ねむスタ経由でおはようをつぶやくことです。そんなにステップ数は多くないので案外これをわすれてしまいます。

    そこで寝起きのチェックリストをつくっておいて、とりあえず起きたらそのチェックリストの順番通りにTodoをこなしていくことです。

     

    寝起きのチェックリストの精度は寝る前のチェックリストで決まる

     

    寝起きのチェックリストを有効活用するために一番重要なことは、寝る前に寝起きの行動の導線をきちっと設計して、準備をきちんとしておくことです。

    例えば、寝起きに水分補給するなら寝起きのチェックリストに「水分を取る」という項目を入れることとワンセットで寝る前にチェックリストに「枕もとに水を置く」という項目がワンセットになります。

    当たり前と言えば、あたり前なのですが寝起きにいかに行動に迷わないかが寝起きのチェックリストを有効に活用する方法になります。

     

    やっていくうちに目が覚める順番にする

     

    もう一つのポイントはチェックリストをこなしていくうちに除去に目が覚めるような順番に行動を設定しておくことです。

    私の場合、水を飲み、朝ご飯のバナナを口にいれて、iphoneをいじっているうちに少しずつ目が覚めて来ます。

     

    リマインダーをセットする

     

    根本的な問題として朝にチェックリストをみるのを忘れるという問題があります。これをふせぐためには、リマインダーアプリを利用しています。リマインダーに起床時のチェックリストを確認すると入れてとにかく朝起きたらチェックリストを見るようにしています。

     

    今日のアクション

     

    というわけでいろいろ試行錯誤して気持ちいい寝起きを目指しています。チェックリストの項目はライフスタイルによっても変わってきますし人それぞれですが、基本的な考え方は変わらないのでおすすめです。

     

    domo Todo+ (sync with Google Calendar™)
    250円
    (2013.03.20時点)
    Yutaka Yagiura
    posted with ポチレバ

    ねむスタ
    無料
    (2013.03.20時点)
    Paraches Lifestyle Lab.
    posted with ポチレバ

    Sleep Cycle alarm clock
    85円
    (2013.03.20時点)
    Maciek Drejak Labs
    posted with ポチレバ

    Due 〜 リマインダー、タイマー、アラーム
    450円
    (2013.03.20時点)
    Phocus LLP
    posted with ポチレバ
  • ツンデレは究極のインパクト表現だ

    ツンデレは究極のインパクト表現だ

    photo credit: jen_marq via photopin cc

     

    言葉の使い方を変えるだけで印象は大きく変わるというのは、誰しも経験のあるところです。

    私は大学時代に研究室のプレゼンが苦手でした。内容をうまく伝えられず怒られて、15分のプレゼンで2時間駄目だしをされたこともあります。就職をするときも面接で自分の考えをうまく伝えるのが苦手で苦労しました。

    当時は内容をどうまとめるかばかりに注力していて、どう伝えるかということに意識があまり言っていなかったように思えます。

     

     

    伝え方が9割

     

     

     

    コピーライターとして数々のヒット作を生み出してきた著者のノウハウが凝縮された一冊です。

     

     

    ギャップがあるとモテる

     

    大学時代に友人から

     

    「ギャップがある人がモテるよ」

     

    と散々聞かされました。

    私は考えていることが顔に出やすいタイプなのでよく友人にこういうことを言われていたのです。

     

    その意味で「ツンデレ」は究極のインパクト表現です。

     

    「あなたが好き」よりも「嫌いになりたいのにあなたが好き」のほうが相手に与えるインパクトはそうとう強いです。

     

    納得させたければ、言葉をチームワーク化する

     

    仕事場でよく

     

    「そこは任せる」

    「後はよろしく~」

     

    という言葉を聴きます。状況にもよりますが

     

    「自分で考えるのは面倒くさいからやっておいて」

     

    という真意が読み取れます。そう相手に権限を委譲することと責任の回避がごちゃ混ぜになっていることが多いです。

    仕事の場合、相手との力関係が明確な場合が多いので、この台詞を突きつけられた側は否応なく対応せざる得ないです。ですが、大抵の場合モチベーションは強力の低下しているので、作業の生産性は大きく低下しています。

    また短期的にはそれで仕事をこなしていたとしても、常習化すれば「またか」ということで確実に信頼関係をそこないます。だいたい雰囲気のすさんだ現場では「とにかくやれ」という一方的な指示が飛び交っています。

    このような場合、

     

    「一緒に考えよう」

     

    と自分の考えている姿勢を見せるだけで相手のモチベーションはもの凄く上がります。

     

    体感覚に訴える

     

    本書で赤裸々法という方法が紹介されています。

     

    赤裸々法とは、言葉に体温を感じさせ詩人のようなニュアンスを感じさせる方法のことです。

    例えば、

     

    「くちびるがふるえている。あなたが好き。」

     

    は、くちびるがふるえているという表現によって体温を感じさせることでインパクトをましています。

    一般的に、人間の感覚を利用する割合は視覚87%・聴覚7%・触覚3%・味覚2%・嗅覚1%と言われています。つまり視覚の情報量が極端に多いのです。

    ところが、情報量が多いことと、影響力が強いことはかならずしも一致しません。人間に一番影響を与える感覚は触覚で、視覚の割合は低いと言われています。

    文章も触覚を中心とした体感覚に訴える表現にすることでインパクトを増すことができます。

    日本人はあまりこの手の表現が得意でないかもしれませんが、うまく取りれれば確実の印象を変えられそうです。

     

    今日のアクション

     

    細かいノウハウの詰まった本です。手元において、文章表現の参考書としてもおすすめです。

     

  • RSSリーダーの設定が修復したらGoogle Reader廃止 週記2013/3/10~2013/3/19

    RSSリーダーの設定が修復したらGoogle Reader廃止 週記2013/3/10~2013/3/19

    photo credit: nicozorn via photopin cc

     

    年が明けてからGoogle Reederで自分のfeedが読めないという現象が起こっていて原因が分からず困っていました。先週末にWordPressに入れているプラグインFeedBurner FeedSmithを停止してみるとFeedが再び読めるようになりました。どうもプラグインが悪さをしていたようです。

    っとめでたしめでたしでブログエントリに経過をまとめようとしていたのですが、

     

    Google Reader終了ショックの波紋~代替サービスが続々と名乗りを上げる -INTERNET Watch
    まさかの廃止です

    先週の作業はあまり意味なくなったかな。。。

    というわけで、エントリにまとめるほどの情報でなくなったので、軽く振れるだけにします。

     

    今週のエントリ振り返り

     

    苦境に立つ人によりそうということ | モンハコ
    人に優しく

    今週は1エントリとなってしまいました。気力のあるときはどんどん書けるのですが。。。気力ってどこから来るんでしょうか?

     

    今週の体調管理

     

    20130316204149

     

    今週はいくら寝ても寝た気がしません。春眠暁を覚えずですかね。。。

     

    気になっている本

     

    ここのところ積ん読が溜まっていて新しい本を読む余裕がありません。

     

    今日のアクション

     

    私の場合、気力がわかないときは大体肩こりと連動しています。マッサージにでもそろそろ行こうかな。

  • 苦境に立つ人によりそうということ

    苦境に立つ人によりそうということ

    photo credit: uckhet via photopin cc

     

    もう10年近く前、社会に出てまもないころに付き合っていた彼女は、うつ病で一年近く仕事を休んでいました。ただ、普段はそういうそぶりをあまり出さず、私も病気についてよくわかっていなかったせいもあり、深く病気のことについて聞いたことはありませんでした。

    付き合いだしてしばらくしてから、彼女の復職がきまりお祝いに食事へ行ったのを覚えています。

    しかし、復職後少しずつ彼女の言動は変わっていき、最終的に一方的に拒絶される形で連絡がとれなくなりました。私も仕事が多忙になってきたこともありそのまま音信不通。

    半年後、友人からの電話で彼女が亡くなったことを知りました。亡くなった理由は最後まで教えてもらえないままです。今思えば、1年ぶりに復職した彼女の負担は相当のはずで、きちんと受け止めるだけの器と適切なアドバイスができていれば、別の展開もあったのではと考えることがあります。

     

    「うつ」とよりそう仕事術 (Nanaブックス)

     

     

    うつ病で2度の休職を経験した著者が、復職へむけた具体的な仕事術をまとめた一冊です。うつ病にかぎらず、気分の落ち込んだときの仕事の乗り切る考え方を学ぶことができます。

     

    「できる」ことを確認する

     

    そもそも何を持って彼女は復職を決めたのだろう。この本を読むとそういう気持ちになってきます。

    本書では、具体的な復職する際の具体的な判断基準を著者の体験から細かく書かれていますが、重度のうつ状態になると家のことすらままならなくなるそうです。

    私が見る限り当時の彼女はそんな酷い状況ではなかったように思います。

    ですが、なんとなく陰のある暗い雰囲気は今になって思えばあったと覚えています。

    ただ当時の未熟な自分にはそれをなんとなく感じることはできても、具体的に何かしてあげたり、悩みごとを引き出すような接し方をするというようなことはできませんでした。

    本書には、日常生活、職場での工夫、その他ささいな言動について医師の視点ではない、リアルな体験からのチェックポイントが書かれています。うつ病のような病気は最終的には症状は目に見えません。本人も気付かないような些細な嚥下を回りの人が暖かく見守る必要があります。

     

    第4の人間関係を構築しておく

     

    直接、うつ病になったり、回復したりする要因ではないかもしれませんが、視野の狭さというのは間接的に大きな要因になると考えています。視野の狭さに対して自覚がないというのは本当に恐ろしいことです。

    何も人間関係を広げる行為をしなかった場合、日常でコミュニケーションを図れる人というのは「家族、親せきなどの血縁関係者」「同僚、顧客などの仕事関係の人」「学生時代からの友人」など限られた世界の人だけです。

    これらの人との関係性はもちろん大事です。ただ、これらの人達との関係性の中で醸成される価値観は、過去の自分の延長線上のものになりがちです。現状に行き詰っている状態であるのならば、そのときに必要なのは利害関係のない人からの今まで考えもしなっかた意見の場合も多いのではないでしょうか。

    その意味において、趣味などを通じて利害関係のない、気のおけない仲間を作っておくことは重要だと感じています。

     

    目標を探すために、欲は否定せずにとっておく

     

    結局人間は将来への希望がもてないとやる気もなくなるし、モチベーションも下がります。日本の経済がよくないと言われているのも半分は現状よりも将来に対する悲観的な展望のほうが多いからです。

    目標を見つけるというのはかなり難しいことで、かりに見つかったとしてもそれが実現可能なものかわかりません。最悪、どうにもできないと悟り余計に自暴自棄になってしまう恐れもあります。

    それでも、将来が現状よりもよくなるという見込みが持てたときに人は少し前に進めるのだと思います。

    そういえば彼女とあんまりそういう話はしてなかったと後悔が残ります。

     

    今日のアクション

     

    今日は震災から丸2年です。苦しい状況の中、それでも食べていくために働かなければならないという方も沢山おられると思います。本書はうつ病などの病気に限らず、広く苦しい状況で仕事をしている人へのエールを感じられる本です。GTDの具体的な実践ノウハウも掲載されているのでおすすめです。

    当時の未熟な自分に読ませたいです。

     

  • Evernoteのパスワードリセットでてんやわんや 週記2013/3/3~2013/3/9

    Evernoteのパスワードリセットでてんやわんや 週記2013/3/3~2013/3/9

    photo credit: Dazzie D via photopin cc

     

    今週Evernoteの不正アクセスのためパスワードが強制リセットされるという事態が発生しました。普段利用頻度の少ないアプリも含めて、かなりの量のEvernoteアプリが入っているため、すべて起動するたびにパスワードを入力するのはかなり面倒くさいです。

     

    セキュリティ関連のお知らせ:Evernoteでのパスワード再設定のお願い | Evernote日本語版ブログ
    不正アクセスがあった模様です

    クラウドサービスに依存しすぎるのはリスクもあると改めて考えるきっかけとなりました。

     

    今週のエントリ振り返り

     

    手に職をつける仕事という幻想。資格をとっても仕事はないですよね | モンハコ
    良い本です

    このエントリはなんというか本の内容と自分の記事の内容にずれがあるかもしれないと後から見返して感じています。自分の今考えていることが入りすぎて、本の主題とずれたかなぁと。

    本を読んで感想をブログに書いているとときどき無性に自分の中に言いたいことが沸いてきて主題とずれてしまうことがありますが、今回はその典型でした。

     

    今週の体調管理

     

    20130309205659

     

    ここのところ、朝起きるのが遅くてまったく瞑想をしていません。もう少し生活リズムをコントロールしたいところです。

     

    気になっている本

     

    真夜中に不安な気持ちになるというのは誰しもあると思います。ジョンキムさんの本は不安を肯定的に受けてとめる姿勢を感じることができます。

     

    今日のアクション

     

    今年は花粉がすごいみたいですね。私は花粉症ではないのですが、周りをみていると大変そうな人がたくさんいます。花粉症は年齢に関係なくある日突然発症するらしいのですが、できればなりたくないと思いました。予防のしようもないですが。

  • トップページのサムネイル化とグローバルメニューを変えたら訪問別ページビュー数が増えた件

    トップページのサムネイル化とグローバルメニューを変えたら訪問別ページビュー数が増えた件

    photo credit: kevin dooley via photopin cc

     

    2月はブログのレイアウトをちまちまといじっていました。これまでやろうと思いつつ手が出ていなかったところを少しカスタマイズしたところ、訪問別ページビュー数が大きく変わりました。

     

    2月にやったこと

     

    2月23日にブログのトップページのサムネイル化とグローバルメニュー(タイトルの下に出てくるメニュー)を変更しました。

     

    終日ブログ関連の作業 週記2013/2/17~2013/2/23 | モンハコ
    久しぶりに家に引きこもっていました。

    ちなみにトップページのサムネイル化の手順はこちらです。

    WordPressのトップページをプラグインでサムネイル表示する方法 | モンハコ
    プラグインで簡単にできます。

    変更前はトップページに最新記事を全文載せていましたし、グローバルメニューにはプロフィールの項目しか載せていませんでした。

    変更後は、トップページはサムネイル化して、グローバルメニューはカテゴリごとに表示されるように変更しています。

     

    訪問者別ページビュー数が2倍に

     

    レイアウトを変更したのは個人的な好みに合わせただけだったのですが、Google Analyticsで確認したところ訪問してくれた方のブログの読み方に大きな変化がありました。

    訪問別ページビュー数とはブログを訪れてくれた人が一人あたりどの程度記事を読んでくれたかを表す指標です。自分の場合、しらべものがあって検索すればだいたい目当てのところだけ読んでそのまま、ページを離れてしまいます。これだと普通訪問別ページビュー数は1とか2くらいです。

    これまでは私のページもそうだったと思うのですが、ブログのレイアウトを変更したことによって、訪問別ページビュー数が一気に倍になりました。つまり、私のブログに訪れてくれた人は平均3記事から4記事は読んでくれていることになります。

    2013-03-07_21h58_32

     

    自分でも見やすくなったと自己満足に浸っていたわけですが、久しぶりのアクセス解析をみたら分かりやすい形で結果が出ていました。

     

    今日のアクション

     

    記事ばかり書いているとブログのデザインが後回しになりがちですが、きちんと考えてレイアウトするとわかり易い効果がでますね。今後のすこしずつカスタマイズします。

     

     

  • 手に職をつける仕事という幻想。資格をとっても仕事はないですよね

    手に職をつける仕事という幻想。資格をとっても仕事はないですよね

    photo credit: Justin Ornellas via photopin cc

     

    パーソナルブランディングということが今ほど重要な時代はないと感じています。どんな仕事やポジションについてもほぼいらない職種はない言えます。

    手に職のつく仕事を選ぶなどとよく聴きますが、それは自分から競争の激しい世界に飛び込むだけです。それが嫌ならなんらかの形でセルフブランディングを実践するしかありません。

     

     

    冒険に出よう (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)

     

     

    パーソナルブランディングで成功し、「ノマド」という言葉を有名にする一翼を担った著者のセルフブランディング入門書です。

     

    自分のキーワードを持つ

     

    私がセルフブランディングに興味もつようになったきっかけは、世の中にITエンジニアと呼ばれる人が吐いて捨てるほどいるという事実を肌で実感したときです。

    一般にITエンジニアにはプログラマ→システムエンジニア→プロジェクトリーダー→プロジェクトマネージャーというキャリアパスがあると言われています。ですが、実態は所属する組織の力関係に大きく依存する肩書きで、あまり意味をなしません。

    また雇用統計ではITエンジニアは日本において、製造業の次に就業人口の多い職種です。ですので、自分を表す言葉をきっちり持っていないと世の中の奔流に流されてしまいかねないと感じています。

     

    キーワードを持つということは、「自分はどんな人間か」「何を強みとしているのか」というタグを自分につけるようなものです。私を見ている皆さんの側からすれば、私の「人となり」を知るためのフックになります。

    (中略)

    ウェブデザイナーやライターのように「手に職」をつける? ……これもライバルが多く競争も激しいし、自分が今からはじめて勝てるかというと??

     

    私が就職活動をしていたころは、世の中に実力主義が謡われはじめ、これからは手に職を持つ人間の時代だと言われていました。IT産業という仕事柄、就職をしてからも資格取得や、スキルアップの講習会などに参加する機会もありました。

    そもそもIT産業にはITスキルスタンダードという考え方があり、国がIT人材の標準化を推進しています。

     

    情報処理推進機構:IT人材育成:ITスキル標準センター:トップ
    国家資格です。

    昔はスキルを見える化するというのは良い取り組みだと感じていたのですが、今は正直あさはかな発想と仕組みだとしか感じません。

    労働集約型の産業でスキルの標準化などをやってしまえば、ラットレースの状態を加速させるだけです。同じスキルレベルを持つ人材であれば、誰でもいいと公的な機関が言っているのです。

    同様のことを失業率や国の雇用対策などがマスメディアで報道される時も感じています。

    職業訓練云々を公的機関が推進し、、、

    若い人ならともかく、ある程度以上の年齢の人にそういう対策をして、どの程度効果があるのだろうと感じてしまいます。もちろん、その結果としての統計値を私は知らないので一概に否定できないのですが、疑問を感じざる得ないです。

    弁護士のような資格を持たないと仕事ができない人の中にさえ、仕事がなくて困っている人がいるそうです。であれば一般の仕事での資格取得などいよいよ意味がないのではと感じてしまいます。

     

    損得感情に訴える

     

    いい話は人が運んでくる。これはもう100%間違いない事実です。組織にいても、独立していても間違いありません。別に仕事に限った話でなく、合コンのお誘いだってそうだと言えます。

     

    一度会った人とその後もつき合いを続けていくかどうか。そのポイントとなるのは、この人とつき合うと損か得かという「損得勘定」ではなく、実は、この人とつき合うとどんな感情が揺さぶられるかという「損得感情」にあると思っています。その人と会ったときに、楽しい、嬉しい、元気が出る、勇気が湧くといったポジティブな感情が生じれば、感情が動いた分だけ相手に魅力を感じ、「また会いたい」と思います。

     

    私は地の性格がネガティブな部分があるので、ついつい人の前で「どうせ自分なんて」と言ってしまいそうになります。たまに親しい人に弱音を吐く程度は良いと思うのですが、行きすぎてしまうと人を不快な気分にさせてしまいます。

    ネガティブな発言を繰り返す人の周りにはネガティブな人しか集まりません。相手にこの人といると元気になれると感じて貰える人間になることが重要だと今は考えています。

    インターネットの世界でも、ソーシャルメディアの台頭によってネガティブコメントを発している人は警戒されるようになっています。ネットもリアルも関係なく、自分がどう見られているかは常に意識する必要があります。

     

    プロフェッショナルな素人になる

     

    「ソーシャルメディア」「フリーランス」「セルフブランディング」「ノマド」の4つを自分を表すキーワードにしています(CHAPTER3–2参照)。 なぜ4つなのか。それは、ひとつの強みではその分野のスペシャリストにはかなわないけれど、4つを掛け合わせることで、自分の土俵をつくることができるからです。

     

    複数の得意分野を組み合わせたクロススキルの重要性は、もう随分前から言われています。

    結局、人間の能力は大きく変わりません。パーソナルブランディングといっても、大半の人は無から有を生み出すなどできないのだと考えています。

    自分の興味のある分野と得意な分野を組み合わせて、自分なりのブランドにしていくのが一番なのだと考えています。

    私がブログをやっている理由もそういう部分があります。仕事柄プログラミングが書けるという部分と自分でオリジナルなコンテンツを作ってみたいという欲求を同時に満たしてくれるものが、独自ドメインでブログの運営をすることにつながりました。今もブログのエントリを考えることと、WordPress,PHPのコーディングをすることを平行してやっています。

    別にこれといった実績もないのですが、それでも一年くらいやっているとWordPressについて教えて欲しいとか、ブログの記事ってどう書くのとか人に質問頂くことがあります。ブランディングはこの延長線上にあるものだと感じています。

     

    今日のアクション

     

    タイトルと比較すると内容はかなり堅いブランディングの本だという印象を受けます。前半は著者自身の自叙伝、後半はノウハウの要素の多い本です。ソーシャルメディアの活用方など参考になる点が多く、密度の濃い一冊です。

     

  • 媚びない人生を生き抜くために必要な3つのこと

    媚びない人生を生き抜くために必要な3つのこと

    自分の自信がないので、いろんな意味で妥協していることが多いです。

    媚びない人生」という本があります。ジョンキムさんという慶応義塾大の准教授の方が出されている本です。

    私は読了後、ほうを平手で叩かれたような気持ちになり機会があれば著者の方にあってみたいと考えていたところ、ブログNo Second Lifeを主宰されている立花岳氏さん(@ttachi)のトークライブイベント「ID」の第二回ゲストとして、登壇されるということで参加してきました。

     

    ジョン・キムさんをお迎えして トークライブ・ID-2 大熱気で開催しました!ありがとうございました!! | No Second Life
    台本無しのトークイベントです。

     

    個人的にグッときたことをあげてみました。

     

    瞬間に対する緊張感をもつ

     

    人生は選択の連続です。仕事などの大きなことでなくても、今日着る服、食べる食事、怒るか喜ぶかに至るまでほとんどの行動は無意識に選択しているものばかりです。この無意識の選択をどれだけ意識化に持って行きコントロールを持てるかが主体的に生きるということだと考えています。

    今目の前に過酷な状況があるとして、それは過去の小さな選択の積み重ねの結果となって現れているのです。そういう状況下では、ついつい物事を人や環境のせいにしてしまいかえってストレスを溜めてしまいます。

    立花さんが自分で選んでいるという自覚が持てれば人に優しくなれるという言葉が印象的でした。

    私個人は、選択するということに強い苦手意識があります。あまり子供のころから自分で選ぶという行為をしてこなかったためだと感じています。

    これからの人生をいいものしていきたいです。

     

    感情をしつけする

     

    私は時々根拠もなく不安な気持ちに押しつぶされそうになることがあります。

    また人の行動にイライラしたり腹をたてたりも本当によくあります。

    著者でも書かれていましたが、こういう場合むやみに自分の中にあるネガティブな感情を否定せず、受け入れて居場所を与えてあげることが大切です。

    媚びない人生の本の主題な人生における最終決定権は常に自分にあると自覚することでした。著者てば「絶対不可侵領域としての自分を作る」と表現されています。

    主体的に生きるためには自分の感情をコントロールすることが第一条件です。

    私はどちらかというと一時の気分や感情に支配されやすいほうです。100%の感情のコントールができるのはロボットだけですが、目の前のことに振り回されない人間になりたいです。

     

    言葉に責任を持つ

     

    生活をしていく上で不用意にネガティブな言葉を発しないように注意をしています。

    以前は、何を考えずに自分のことを卑下する言葉ばかりたくさん使っていましたが、結局自分のマインドセットにも影響を与えると気付いてからは不用意に発言をしないようにしています。

    慶応大のキムゼミに入った学生には、最初は発言の量を求めるように指導して、学年が上がるに連れて、言葉の重さを重視するように指導しているそうです。

    言葉の影響力というのは本当に恐ろしいです。軽はずみな言葉や安易なネガティブな発言は人を傷付けたり信用を失ってしまうだけでなく、セルフイメージを下げて自分自身を傷付けることにつながります。

    自分の言葉の重みを認識し、口に出す言葉というものを選んでいく必要がある改めて感じました。

     

    今日のアクション

     

    キム先生のお話しは本同様、あるいはそれ以上に熱のこもったものでした。今年から慶応大を退職されて、ヨーロッパに奥さんと移住されるそうです。良いタイミングでお話を伺うことができました。イベントを主催して頂いた立花さんに感謝です。

     

     

  • 記事を書くモチベーションが低いときはデザインを修正する 週記2013/2/24~2013/3/2

    記事を書くモチベーションが低いときはデザインを修正する 週記2013/2/24~2013/3/2

    photo credit: Bisgràfic via photopin cc

     

    今週はブログのデザインを地味に変更しています。グローバルメニューを変更することでブログ内の導線を少しずつ変えています。記事を書くモチベーションがでないときはこういうことにエネルギーを注ぐことができるのがブログのいいところです。

     

    今週のエントリ振り返り

     

    WordPressのトップページをプラグインでサムネイル表示する方法 | モンハコ
    地道にデザイン変更を続けています。
    いろいろなプラグインを試したり、PHPのコードを修正してみたりいろいろ試しています。WordPressについても少しずつ知識がついて来ているので楽しいです。

     

    今週の体調管理

     

    20130302142109

     

    今週は仕事が忙しかったり、週の真ん中にイベントが入ったりでかなり疲れています。夜の活動時間が増えると疲れがとれにくいです。

     

    気になっている本

     

    当ブログのタイトルは「モンハコ~問題の8割はコミュニケーション」です。コミュニケーションにおいて伝える力は重要です。

    当ブログは8割ですが、本書は9割だそうです。まぁそこはどうでもいいですが。。。

     

    今日のアクション

     

    今日は風が強いです。春一番なのでしょうか。

  • あなたが嫌でもリーダーシップは必要な理由

    あなたが嫌でもリーダーシップは必要な理由

    photo credit: lumaxart via photopin cc

     

    リーダーシップを持ちなさいとよく言われる割にあまり、この人がすごいリーダーだなぁという人とあったことはそれほど多くありません。また日本の場合、リーダーのポジションについてもあまりメリットがないという気もしています。それでも、今の日本にはリーダーシップが必要と主張している本があります。

     

    採用基準

     

    外資系コンサルティングファーム出身でキャリアカウンセラーの著者が、リーダーシップについて考察した一冊です。

     

    そもそも曖昧なリーダーの概念

     

    リーダーシップとかイノベーションなど、横文字にするとなんとなくかっこよく感じて、実際の意味合いはよく分かっていません。

    私が経験する限り、リーダーという肩書きを持つ人の中には、かなりの割合で収支管理のみをする人であったり、指示だしておけばいいというスタンスの人が多いように感じています。そもそも実際の定義がよくわかりません。

    また会社の部門のように永続的に続くチームなのか、プロジェクトのような期限が明確な仕事なのかによってもそのスタイルはかなり変わってくるでしょう。

    本書では、リーダーがこなすべき4つのタスクとして、

    1.目標を掲げる 2.先頭を走る 3.決める 4.伝える

    の4つを挙げています。これだけだと一般論と区別がつきにくいですが、真逆の条件を考えることでこれはリーダーとして絶対にやっていけないというスタイルが見えてきます。すなわち、

    1.目標設定を曖昧にする 2.進捗を人任せにする 3.判断しない 4.大事なことを伝えない

    です。

    私はこれらを一言で言って、

     

    状況をブラックボックス化すること

    だと考えています。

    現状が良い状況なの化、悪い状況なのか、また良い方向へ向かっているのか、悪い方向へ向かっているのかという現状を共有する能力がリーダーとしてのスタートの条件になってくるのです。

    不信感が存在すれば、チームはまとまりを失ってしまうのですから。

     

    カリスマリーダーではなく、リーダーシップキャパシティ

     

    リーダーシップに関して明確にしておきたいのは、日本に不足しているのは「リーダーシップ・キャパシティ」だということです。これは、「日本全体でのリーダーシップの総量」を意味します。

     

    日本では、出る杭は徹底的に打たれます。正直リーダーシップなんか個人的には発揮したくないです。それでも世の中の状況が好転しない以上、個人個人がリーダーシップを発揮して行かざる得ないです。

    ビルゲイツやジョブスを目指す必要はないですが、町内会長クラスのリーダーくらいは目指して見ようと考えています。

     

    リーダーシップは学べるスキル

     

    日本人には、自分はリーダータイプではないと思い込んでいる人もいます。押しが弱いとか、目立つタイプではない、あまり強くモノを言うのが好きではない、子供の頃から委員長にもキャプテンにも選ばれたことがない、などと考え、自分はフォロアータイプだと自ら言う人がいるのです。これは、リーダーシップを極端に狭く定義し、「リーダーとは特殊な人である」とする誤った思い込みからきています。

     

    私は自分のことをリーダータイプだと思っていません。押しも弱いですし、強くモノを言うのも好きではありません。

    実際の経験として、自分が前でたばかりに痛い目にあった経験もあります。

    ですが、最低限のリーダーシップは持っていないとこれからの世の中、どんどん生きづらくなるぞという危機感は持っています。

    ある程度、学んでおいて間違いなく損のないスキルです。自分のリーダーはまちがいなく、自分以外いません。

     

    私は、「リーダーシップを発揮することは、自動車のハンドルを握ることと同じである。リーダーシップを身につければ、自身が人生のコントロールを握ることができる」という表現をよく使います。

     

    今日のアクション

     

    読み始めは外資系企業の組織論のような書き出しで始まりますが、後半はリーダーシップの考え方について、仕事だけでなく日常での活用場面にまで踏み込んで書かれています。採用基準というタイトルですが、活用範囲の広い内容となっています。