読書はKindleをメインにしつつ、状況に応じて紙の本、オーディオブックを利用しています。ながら作業でも本が読めるオーディオブックは便利ではあるのですが、一つ弱点があります。それは、本を読む(聴く)スピードをナレーターの速度に合わせないといけないこと。
オーディオブックの場合、倍速再生のファイルも用意されていたりしますが、今度はそれでは早すぎたりと自分にとっての最適で読むことが難しかったりします。
昨年Amazonがリリースした「Audible」には最初から速度を調整する機能があったのですが、よく考えれば再生速度を調整するアプリを使えば、既存のオーディオブックでも同じようなことができるのではと考えて探したところ、「Audipo」というアプリを発見しました。
ざっと利用した感じ、かなり良かったので紹介します。
再生速度を細かく調整できる
Audipoを利用する最大の利点は、再生速度を細かく調整できることです。通常再生や倍速の再生はもちろんのこと、1.3倍といったような中途半端な速度でも微調整が可能です。
オーディオブックを聴くときの速度は、その日の体調によっても適切速度が結構変わったりするので、この調整のしやすさはとても嬉しいです。
ファイルの途中での読み飛ばしがしやすい
私はオーディオブックをよく本の再読で利用します。再読の場合、聴きたいところがはっきりしている場合もあり、最初のほうを読みとばしたいと感じることもあります。
ただ、デフォルトのiPhoneのMusicアプリだと、最初からの再生はできても、今ファイルのどのあたりを聴いているのかもわかりにくいため途中でも読み飛ばしはやりづらいです。
その点、「Audipo」はそのどのファイルのどのあたりを再生しているかがかなり直感的にわかりやすきなっています。
途中でスキップしたり、もどったりするときにワンタップで、どのあたりに移動するかも簡単に指定することができます。この機能を使えば、途中で読んでるところがわからなくなっても、だいたい感覚で探すことができるため、すぐに再生を再開することができそうです。
オーディオブックにしおりを挟める
「Audipo」がオーディオブックと相性が良いと感じるもう一つの理由がブックマーク機能があること。紙の書籍でも、Kindleでもこれはと感じたら付箋をはったり、ハイライトしたりというのができるのですが、さすがにオーディオブックはそれができませんでした。
ですが、このアプリには気にいったところにワンタップでブックマークをつける機能があり、スキップボタンをつかってブックマークをつけたところに簡単に戻したり、すすめたりすることができます。
これまでオーディオブックで聴いた本は、ハイライトなどがないため引用などがしにくいなぁと感じていたのですが、この機能を利用すればかなりやりやすくなります。
今日のアクション
いくつか再生速度を調整できるアプリを試してみたのですが、オーディオをブックと相性の良いのはこれだと感じたので紹介しました。iOS版だけでなく、Androidアプリもあるようなので、スマホでオーディオブックを聴かれる方にはおすすめです。
価格は無料ですが、Pro版を480円で購入すれば、広告をはずしたりプラスαの機能を利用できます。
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電子書籍「本好きのためのAmazonKindle読書術」著者。Kindle本総合1位を2度獲得。その他WordPressプラグイン「Sandwiche Adsense」を開発。トライ&エラー可能な人生を目指して活動中。世の中の問題はだいたいコミュニケーションに関わるものなので、もっと気楽にやろうをモットーにブログ「モンハコ」を運営。
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