支援しあうが関係性が新しい経済を作る〜【読書レビュー】ゆっくり、いそげ
経済的な豊かさだけを求めても、人は幸せになれない
日本は労働生産性(GDP)が先進国の中で低い。たからより生産を効率化して国際競争に勝ちうる力を持たなければならない。とは以前から言われていることです。それは確かに大事なことですが、それのみを追求すれば、世の中に歪なゆがみを生み出してしまうのではと感じています。
ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~
経済的な発展のみを追求した社会は、システムに人が組み込まれた生きづらい社会になってしまうのではと考えています。経済的な発展は前提として大事だけれど、それを越える価値観をないのか。そう感じて悶々としているときに、本書に出会いました。